内容説明
アメリカ人の青年ウィーヴァー、彼と幼馴染みのドイツ人ハルダー、ユダヤ人の血を引く娘ラーエル。彼らにとって、カイロ近郊で遺跡を発掘しつつ友情と愛を育んだ1939年の夏は、至福の時だった。が、第二次世界大戦が三人に別離を強いた。四年後、ドイツ軍情報部に所属するハルダーは、大戦の勝敗を左右する極秘任務を命じられた。目的地はカイロ。そして同行者の一人が、意外にもラーエルだった。
著者等紹介
ミード,グレン[Meade,Glenn]
ダブリン在住。海軍勤務の後、電子工学を学ぶ。その後、フリーのジャーナリスト等の職を経て、現在はパイロット養成の仕事に従事。1994年に処女作『ブランデンブルクの誓約』を発表。第2作の『雪の狼』(ともに二見文庫刊)が世界各国でベストセラーとなり、一躍脚光を浴びた
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