内容説明
ニューヨークの高級ホテル。次期大統領の有力候補ドン・ガウリ上院議員の記者会見で、チエコの通信社の海外特派員ソフィーが唐突に質問を浴びせた。顔色を変えるガウリ。その後、彼女は何者かに生命を狙われることになるが、テレビキャスターのスティーブに助けられる。やがてふたりはガウリの欧州遊説に同行することになった。英国ではガウリの娘キャシーが父の訪英を心待ちにしている…ロマンスの女王が引き裂かれた家族間の悲劇を流麗な筆致で描く。
著者等紹介
ラム，シャーロット［Ｌａｍｂ，Ｃｈａｒｌｏｔｔｅ］
この２５年間に、ロマンス、スリラー、歴史小説、オカルト等１５０冊以上の作品を世に送り出し、〈英国ロマンス小説の女王〉と称せられている。また、これまでに英国をはじめとする全世界で売り上げた部数はゆうに１億部を超えるという。ヴェネツイアを舞台に、過去と現在の愛憎を描いた『仮面の天使』、英国テレビ界の醜い嫉妬と愛憎、ストーカーの恐怖を描いた『薔薇の殺意』が、すでに二見文庫から出版されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
3
チェコ通信の記者のソフイ－と、ニュースキャスターのステイ－ブ。 死んだはずの姉を求めて、アメリカへ来たソフイ－が、執拗に命を狙われる。 死んだはずの父と姉が、時を超えて再会して夫婦に？これは無いわ。。 邦題が、「もうひとりの私」って双子じゃないんだから。 2018/03/29
ありんこ
1
あまり期待していなかったけど、案外面白くてもうスピードで読んでしまいました。結末が切なすぎて作者を少し恨みました 笑悲しい…2013/05/02
