内容説明
本書は、お遍路の形成の歴史を語りつつ、「歩く」ことの実質的な方法や情報や知識、トレーニング法に重きをおいて書きました。お遍路とは、宗教的にどういう意味を持つのか。またお遍路とは、どんな形成史を持つのかを、まず頭に入れてもらったところで、そのお遍路を行なう際に必要な実践知識を、可能な限り紹介することにしたものです。
目次
第1章 「お遍路」に関する基礎知識
第2章 「歩き遍路」への道程
第3章 お遍路の計画を立てる前に
第4章 各種道具の選び方
第5章 地図とお遍路マークの活用法
第6章 舗装道路との格闘
第7章 宿泊先選びのテクニック
第8章 札所のお参りの仕方
第9章 人との出会い、そして別れ
第10章 満願までの道
終章 「お礼参り」についての考え方