感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
25
ホラー。2段になっていたので、とてもボリューミーで、楽しめました。著者の息子さんの嫁、月子さんの話は切ない。前作と内容がかぶっているところもありましたが、相変わらずの個人情報満載で、この本を片手に突撃したくなります。今作はUFOや妖怪ネタもあり、いろんな視点でホラーを味わえました。2021/12/20
キー
13
1960年から超常現象についての著書を書いていた平野威馬雄氏の、1976年に二見書房のサラ・ブックスから新書として刊行された著書。 平野氏が聞き集めた怪奇体験談集です。 タイトルに沿って、ほとんどの体験談に地図とイラストが挿入されていますが、地図の字体のファンシーさと、イラストのタッチが、実に70年代っぽい雰囲気で、見ているだけで甘酸っぱいノスタルジックに浸れます。 体験談によっては、この地図が詳細で、場所が特定できるのも、体験者や情報提供者がきっちりフルネームで書かれているのも、いかにもこの時代。2020/04/07
タペ
4
平野レミの父 平野威馬雄の1976年初版の本 古本でゲット 日本の心霊スポットに関するレポートを集めた感じ。 びっくりなのが、ほとんど実名だし、場所も結構そのまま書いてある。 ヒアリングレポートの寄せ集めって感じで ちょっと時代を感じるけど臨場感はって面白い。 現代にも伝わる心霊スポットのルーツに近い話だったりも何箇所かあった。 最終章はまさかの日本のUFO事件集で 甲府事件も書いてあって しかも翌年の記述。ホットニュース的な感じで書かれてた。介良事件も書いてあった。興奮した。 2020/09/18