ジョルジュ・バタイユ著作集<br> C神父

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ジョルジュ・バタイユ著作集
C神父

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  • サイズ B6判/ページ数 269p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784576000152
  • NDC分類 953
  • Cコード C0397

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

4
テーマは、ここでもバタイユらしく聖性と性。ただし、この作品では自己のアイデンティティも問われている。ロベールとシャルルを双子に設定したことは、互いに鏡像を提示することによって、自己の内面を見るということなのだろう。2012/02/28

Yohei

2
米澤穂信の「玉野五十鈴の誉れ」の中に出てきたバタイユの「蠱惑の夜」を読んだ。終始意味不明。宗教とエロティシズムについてがテーマらしいが全然エロくなかった。2013/01/30

wakabon

2
例によってバタイユ節全開の小説。神父とその弟のもやもやした関係を軸に、そこに奔放な女が絡む。最初は三角関係かと思ったら(弟と女の行為を窓の外で盗み聞いて、う○こ垂れるとはビックリ)、後の方では神父の手記が配されてまた違った展開に。予想通り涜聖の神父の話だが、物語の筋はともかく、読後感は『青空』や『マダム・エドワルダ』とあまり変わらない。まだ未読の小説もあるが、バタイユの小説は金太郎飴ではないかと思っている。決してつまらない訳ではないが、今この時代に有り難がって読むものでもないかな・・・。2011/05/29

すみ子

2
淫らの塔のみ読了/バタイユにしては理解しやすかった。/神父が禁忌を犯し、自身の性に呑みこまれていく。/当時のキリスト教に対する批判?と思って調べてみたら、彼はニーチェの影響を受けているそう。なるほど2011/03/17

hechima1106

0
NC

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