アクションコミックス ライフ・イズ・デッド

古泉智浩

双葉社（2007/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 200p
• 商品コード 9784575940701
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[さとさとし]

ゾンビのいる日常の漫画、とりあえず面白かった。 予算がない映画監督が撮るのはゾンビもの。画力がない漫画が書くのもゾンビもの？ 今作ではゾンビは感染症で。感染からレベルが上がり、レベル5で完全にゾンビ化する。感染方法は、噛まれるというベタなものから、セックスによる感染もある。AIDSっぽかったり、2021年の昨今だとコロナっぽかったりもする。 主人公はゾンビに感染し、余命わずか、残りの人生を使って後世に残る名曲を仕上げたいと考えている‥のだが。 ⇒

2021/06/15

[杉のんきー]

もっとぶっとんでるかと思ったけど、ちゃんとしてた。ゾンビウィルスが流行して、人がどんどんゾンビになってしまうお話。

2012/07/18

[カトキチ]

今流行のスピーディーなゾンビではなく、ゾンビウイルスに感染した者も、徐々にゾンビ化していくという、ロメロ魂がみなぎってる描写もさる事ながら、それまでのゾンビ映画ではあまり描かれなかったセックスでも感染するという『汚れた血』を彷彿とさせるアイデアが見事で、そのおかげでおっぱいもあれば、身につまされるリアルなセックス描写もあって、ゾンビ好きな人が絶賛する理由もすごくよく分かる気がした。しかも日本、新潟の郊外というところがかなりリアル。ちゃんと新潟弁も出て来てその辺も好きだ。

2009/05/01

[りっか]

カフカの『変身』の現代日本版ってカンジ。

2008/03/25

[☆凛]

鼻で笑いたくなる画力だが、それが結構抜けている世界観にあっているからか、読んでて笑えてくる。 ストーリーは結構面白いし、オチもある。末尾に脚本が付いているだけあってB級映画の原作にはばっちりだと思う。実際実写映画も作られているみたいだし。 作者があとがきで言っている通り、かなり福満しげゆきの影響を受けているとは思う。両者のゾンビ漫画を読めば言われなくても気づくくらいには近い雰囲気。

2022/05/16