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出版社内容情報
ただただひたすらに絵を描き続ける高校生、ムネチカ。その絵は人の心を捉える。頬を染める。魅せられる。そして蝕まれる。ムネチカが描き尽くす時、世界は――!? 手塚治虫文化賞受賞作家が贈る感動のストーリー、待望の第1巻。(第2巻と同時刊行!)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
20
才能の輝きを描いてきたさそうあきらの新作は、絵の才能を持つ少年・ムネチカが主人公。絵を描くことだけにしか興味がないムネチカだが、その絵に魅了された人々は、絵により動き、絵により動かされ、徐々に日常が変化していく。おバカなキャラやエピソードと神童が起こす奇跡が隣り合う構造は、まさしくさそうあきらの漫画であり、そうであるならこの漫画が、このままで終わるはずもなく、ムネチカの絵に魅せられる人々同様、多くの読者が今作にすでに魅せられてしまっている。2025/07/12
天の川
17
画狂少年ムネチカ。ただただ絵を描くことにしか興味がない。人間関係も自分の置かれている生活環境も興味がなく、ほんの少し心を動かされるのはまだ描いたことのない対象だけ。親を喪っても、叔父の命令で違法な危険物不法投棄の現場で働いても、ヤンキーから無茶ぶりされても、特に感慨はなく言われたように。唯一ほしいものは絵を描くための紙だけ。しかし、その鉛筆画を見た者は誰も魅了され、人生が動き出す。今は何の感情も見えない彼が感性を得た時、その絵はどうなるのだろう。そして彼自身の人生は。突き抜けて面白い!2025/07/18
緑虫@漫画
1
★★★☆2025/06/19
Little Arrow
1
久し振りに信じられないくらい面白い漫画を読んじまったな…2025/06/12