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出版社内容情報
“今”見るしかない『蒼天航路』王欣太の現在進行形最高傑作!!時は紀元前、戦乱やまぬ春秋戦国の世。苛烈な法で天下を支配せんと各国を蹂躙する虎狼の国・秦の野望を打ち砕くべく、荘子の直孫・荘丹は数多の「達人」と共闘していく!趙将・?煖を総司令官にした義心連合軍と秦との大戦。丹の三侠は?政を目の前にして、炎の命を邦ちゃんに繋いでゆく。成長した劉邦と項羽との戦いまでを描いたエピローグ編も収録した完結巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たるたる
6
33と34巻で完結です ザックリ言えば、戦国時代末期から始皇帝の誕生と死後までを、歴史に名が残らない三人の半骨の士が、反秦の立場の他の国々を纏めていく話です(最後の1巻で楚漢戦争も全部やりますが) 中盤からだれてましたが、蒼天航路の作者ということで最後までお付き合い2023/10/09
北白川にゃんこ
5
ナレ完結!2024/01/23
わーぷ
5
最終巻。蒼天航路の次はシーザーを描きたいと思いつつ、その資料を集める傍らで気軽に描けるものをやろうみたいな感じで連載が始まったと記憶しているのですが、結局代表作の蒼天航路とほぼ同じ巻数まで連載が続きましたね。少年時代の劉邦が話に絡んできた時点で何となくオチは予想できていたけど、最終巻で楚漢戦争を描き切ってしまうとは思いませんでした。王欣太先生の描く項羽が映えないわけがないし、 実際すごく格好良くて出してくれて嬉しかったです。 できればこの項羽の活躍をもっとゆっくり丁寧に読みたかったなぁ。次回作も楽しみ! 2023/08/31
毎日が日曜日
3
★★★★2023/09/17
笠
2
4 完結。といっても冒頭で荘丹が死に、そこで本編は終了。エピローグとして、劉邦視点の楚漢戦争をダイジェスト的に描く。うーん、どうせなら項羽と劉邦の戦いも、「達人伝2」として本編と同じ濃度で描いて欲しかった。史実だから仕方ないが、仇敵の始皇帝は結局しょうもない病死だしなぁ。せめて死に際に丹の三侠のことを思い出すとか、あってもよかったのでは。鯨骨にしても、復讐劇としては消化不良感が残るけど…しかし流石に、中国史を描かせたらこの人、という期待通りの面白さだった。次はどんな漫画を描くんだろう。楽しみ。2024/09/10