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出版社内容情報
コージが作ってアキラが食う!
ご飯を食べる時も、ドラマを見る時も、公園に出かける時も、いつも二人で――。
気の合う友達は、最高の「パートナー」でした。
ゲイ・エロティック・アートの巨匠・田亀源五郎による『弟の夫』『僕らの色彩』に続く一般作品第3弾はコロナ禍の男同士の食卓を描いたグルメマンガ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
23
いいよなー、こういうのいいよなーとWeb連載時より楽しませてもらっていました。コロナ禍で生まれた、気の合う友達との心地良い時間、やがてそれがつき合う、というかたちに昇華していく流れが自然で、素敵だった。このお話では、料理も大事なポイントなのだけど、それはやはり生活に欠かせないものだからだろう。大事な人との他愛ないおしゃべりも、美味しいご飯も、ずっと楽しく付き合っていたい人と、キスも。生きているってそういう生活の積み重ねなんだなと思いました。お勧めです。2023/05/31
モルテン
8
コロナ禍の生活のなかで、仲の良い男友達2人がおしゃべりしながら食事をしたり買い物行ったり映画見たり出かけたりするうちに、いつしかロマンスが芽生えるというお話。こういう、まず友達として仲良くなって、その後恋愛関係になるという物語が私は大好物なので、ワクワクキュンキュンしながら読了。男性2人の会話や口調、思考がリアルに感じられたのもよかった。料理は簡単そうに見えて手の込んだものが多くて、これを一人で作るのは時間がかかるだろうと思った。一緒に食べてくれる人がいるからこそ作れる料理ですね。2023/06/02
北白川にゃんこ
7
穏やかな田亀源五郎!日常を描かせても上手い。ベテランの手腕を感じる。2023/05/24
へへろ~本舗
6
友情から恋愛へゆっくり近づいていく二人の仲と料理の話。田亀先生一般誌。コロナ禍の世情を取り上げており、数年後にはこんな禍の日々を過ごしていたよねと忌々しくも懐かしく思い出すかも。2023/05/24
まるのすけ
5
コロナ禍での男2人が恋人になっていくまでのお話。 グルメの読切がきっかけとあとがきに書かれています。 食事、生活、コロナによる不安と息苦しさが描かれていて、連載リアルタイムで読むとさらに身近で素敵な体験になっただろうなぁ。と思います。 コミックスでまとまって読めて、アキラとコージふたりの仲良しなところが微笑ましくむずがゆい感じです。 5話の中でアキラが恋愛漫画を読みがら自分と重ねるシーンは、なんだか考えさせられるような感じでした。2023/06/01