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出版社内容情報
19歳の若さでデビューし、手塚治虫のアシスタントを経験。のちに赤塚不二夫が設立したフジオ・プロダクションに参加し『ダメおやじ』そして『BARレモン・ハート』などで漫画史に燦然たる偉業を打ち立てた古谷三敏の、画業66年の軌跡を辿る傑作選。北見けんいち(『釣りバカ日誌』)らによる描き下ろしイラスト・エッセイも収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だるま
14
漫画の単行本を買うのは10年ぶり位。2021年に死去された古谷三敏氏の傑作選で、これは手元に置いておきたかった。氏を代表する作品数編と、自伝的マンガ、漫画家仲間からの色紙やエッセイ、年表などで構成された、タイトル通りにメモリアルな一冊になっている。『寄席芸人伝』と『BARレモン・ハート』は、とても良い作品が選ばれていて感動した。反面、『ダメおやじ』のセレクトは大いに不満。もっと面白い回があっただろうと、私は連載をリアルタイムで読んでいたので納得しかねた。氏のお孫さんが責任者らしいので、世代ギャップかなあ?2023/04/27
fumikaze
3
古い作品も載っている。1つの時代を作った人だと思う。ギャグ漫画だけでなく温かい人情ものも多い漫画家さんだった。寂しい。(廃棄)(メルカリ)2024/10/03
本を読むのは寝室派
3
今の時代では引っ掛かって出せない様な凄まじい内容だったり、ほっこりする内容だったり。一気読みでなく、時間をかけて読むのにむいてる。2023/09/01
新田新一
1
本屋で偶然見つけて、購入しました。『ダメおやじ』のブラックな作風が少しずつ角が取れて、『寄席芸人伝』のようなしみじみとしたものに変わるのが面白かったです。昭和から平成への時代の変化を反映している気がします。内容をよく覚えていたのは『手っちゃん』です。手が主人公のシュールなお話。手っちゃんに恋人ができるぶっ飛んだ話で、一番楽しめました。もう亡くなった友達と『手っちゃん』を一緒に読んだことを懐かしく思い出しました。2023/06/01