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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鱒子
51
1巻では、子供たちの遊びでほのぼのする昼の部と、残虐極まりない夜の部とに分かれていました。しかし2巻では、昼の部の中にも闇が内包されていることが、徐々に明らかになってきました。恐ろしさとかわいらしさを併せ持つメイコが愛おしい。次の3巻で終わり。2020/10/05
海猫
50
1巻ほど毎回、大人を「壊す」場面があるわけではなく、減ったが「壊す」場面がよりショッキングになってきた印象。一方でメイコが女友達と交流したり、猫を拾って飼いだすなど、彼女の心理に変化が起こっているのか?2巻ラストらへんでメイコの身に起こった異変が気になる。あと前巻同様、70年代の空気感や、この作品特有の低体温でアングラな雰囲気はなんか好き。2020/07/18
JACK
13
☆ メイコの眼帯の下に隠された左目を見た者は彼女の中に引きずり込まれ、彼女の残酷な死の遊びに付き合わされる。その遊びの結果、心を壊されて廃人になってしまうのだ。1973年の大阪を舞台にした昭和の遊びと残酷な人殺しを描く、読む人を選ぶ物語。友達と遊ぶ事で少しずつ自我が芽生えてきたメイコ。相手を問答無用で壊す彼女の圧倒的な能力にも何やら弱点がある様で、この先が楽しみになってきます。2019/11/29
祐樹一依
3
【○+】なんだか、ちょっと、世界が広がったような気がする。2022/01/31
コリエル
3
金大中誘拐事件と絡めてくるとは。さて、遊び仲間と触れ合ううちに、メイコに自我が芽生えそれに伴いさらに世界が広がっていく。友情や罪悪感の発達が、メイコの暮らす世界と仕事にとって良い影響とは限らないのが悲しい話だ。2021/02/11