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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
44
江戸時代に「天狗」と名乗る謎の武装集団のテロ事件が多発。「猿(ましら)」と呼ばれる女性だけで構成された対「天狗」部隊の闘いを描く。ということで読んでみると、バイオレンス描写がかなりキツめなので、ちょっと驚く。裸もちょくちょく出るのでエロスもあるといえるが、描きようがサラッとしてるので、インパクトは感じない。今のところ目耳口が不自由な月の無骨な闘いがメインだが、他の「猿」チームの面々が味があるし、起こる事件も凝った感じなので、これから先に期待できそう。わりと練った構想がありそうだよね、これ。2019/11/21
トラシショウ。
22
「黙れ小便漏らし。無抵抗の弱者?可哀想?誰の事だ?・お前らの事か。・・・と姉上は言ってる」。徳川幕府成立から二百有余年、将軍の膝元で父の仇を探す少女剣士・鐘野鈴は天狗面のテロ組織の襲撃に巻き込まれる。その窮地を救ったのは、全裸に白髪、目も見えず耳も聞けず口も喋れず、けれど滅法強い傷だらけの美貌の女拳士・月だった。彼女の属する幕府暗部隊「猿(ましら)」に入れられた鈴は、仇を擁する謎の組織「天狗」との戦いに身を投じていく。作り込まれていそうな世界観で描く、異色の徒手空拳アクションモノ(以下コメ欄に余談)。2019/11/28
緋莢
18
お気に入りに登録している方の感想に興味を惹かれて、手に取りました。徳川家斉の治世。父親の仇を追い、江戸へとやって来た鐘野鈴。「腐った徳川の天下をひっくり返して“平らかなる世”を作る」という天狗を名乗る集団と遭遇してしまう鈴。その天狗に目も耳も口も効けず、傷だらけの裸身をさらして戦う女性・月が現れ…月が所属するのは徳川の闇の組織「猿(ましら)」。率いるのは吉村黄金を名乗る遠山金四郎景元、月は「持たないほど強くなる」という価値観の持ち主のため戦闘方法は徒手空拳(続く 2020/03/13
祐樹一依
3
【△】目耳口封じで体術は…遣り過ぎじゃないか無理過ぎないかあといろいろとなにもなくとも可哀想でな…。主人公の前触れもなくアレがいつの間にか仲間(?)にバレてるのが展開として気に食わない。そこは当面隠したままじゃないと主人公の意味がないだろう。2022/01/24
辺野錠
2
キテレツな時代活劇でとても楽しかった。触覚以外の感覚を潰されていて格闘で戦う月をはじめとした江戸を守るチームの個性が豊かなのが楽しい。服部家の子孫はまだいいとして獅子の仮面の女剣士と言うセンスがすげーよ! 遠山金四郎や徳川家斉、果てはあの人まで登場するのも実に伝奇で良かった。生首の男=あの人と言うのはその発想は無かったという感じだった。2019/12/08
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