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出版社内容情報
秋月 カイネ[アキヅキ カイネ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
でんか
15
読み友さんのレビューを拝見して。時代はアヘン戦争後、舞台は英国から中国。園芸家として働いていた主人公は、東インド会社の密命を受け、中国に潜入。当時中国で作られていた紅茶の秘密を探り茶樹を持ち帰ろうと試みる、てな話。実在の人物をモデルに冒険活劇に仕立て上げたこの作品、とても引き込まれて一気に読み終えました。山あり谷ありのドラマチックなお話部分だけでなく、その当時の時代背景や民俗学的な考察などの部分もとても面白かった。紅茶に対するイメージが大部変わった気がする。2018/05/02
カキ@persicape
13
産業革命勃発で不衛生だったイギリス。だから煮沸して飲む紅茶は安全で健康にも良いと重宝され、その人気はアヘン戦争にまで影響した。紅茶で連想される優雅さとは程遠い背景。初めて経緯を聞いた時、衝撃を受けた。そしてこの作品を読んで中国から茶の技術を盗むべく活動したスパイがいたと知る。たかが紅茶、されど紅茶である。やはり歴史はいつまで経っても終わりがなく面白い。「茶」という一見小さなテーマを扱っているが、今後描かれていくスケールは大きいはず。国同士の派手なぶつかり合いを描く作品が多い中では地味だが好感が持てた。2018/04/01
ミナ
8
アヘン戦争でもイギリスは圧倒的な強さを見せつけた。でも、国内では多くの人が貧困に喘いでいる。租界の様子は高杉晋作の見聞した内容がよく知られており外国人に屈服している清の人々という印象が強かったが、茶の実態から見れば強かさは同じくらいか。一方からではわからない、またある価値観を通した目で語られていると思って客観的に判断する必要があると改めて思った。アヘン戦争頃の話をもっと知りたいと思った。2018/02/12
Ribes triste
5
ロバート・フォーチュンの「幕末日本探訪記」を読んでいたので、友人に「フォーチュンのマンガがあるの、知ってる?」と教えられて、びっくりしたのと嬉しいのとで早速読みました。続きが楽しみです。2018/11/29
takumi
1
ツカミはオッケーって感じでしょうか2024/04/22
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