アクションコミックス まりかセヴン 〈０８〉

伊藤伸平

双葉社（2015/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 164p／高さ 19cm
• 商品コード 9784575846294
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ジロリン]

いきなり最終巻！と思ったら…打切りっすか！後書きでここまではっきり書いちゃうのも珍しいんでないかい？最終回、まったくエンドマークを打つ気がない終わり方も凄い！…って全然マンガの中身について語ってない（笑）　センパイが宇宙人に憑依されたのを、周りの人間が「まぁ、もともとヘンタイだし。怪しいのかどうか区別がつかん」と嘆くギャグとか、好きだったのになぁ…マニアックなギャグや小ネタを、マニア受けするようなストーリー展開にのっけられなかったのが敗因か。

2015/05/31

[みやしん]

打ち切りに対して後書きではさすがベテランらしく割りきった事を書いていたが、その後の同人展開とアクション誌上での連載傾向を見るに相当無念だったご様子。しかし作品を変えても何となく同じくする世界観と溢れる特撮愛はこれからも応援したい。

[fukumasagami]

「おまえ結局わたしを利用しているだけだろ」 「今ごろ気づくところが君らしい」 「ソレは私のことバカってゆってる？」 「ゆってる」

2015/05/30

[えーてる]

打ち切りだという。これほど素晴らしい娯楽作品が、単行本の売れ行きひとつで終了することになろうとは。ずっといつまでも続けていけるフォーマットががっつり構築されていたというのに。しかしこれは、『帰ってきたまりかセヴン』として復活するフラグが揃ったと前向きに考えよう。今からでもアニメ化されて再評価されたりしないものかしら。それにしても打ち切りが決まったからか、怪獣が出ないで人間同士が殺し合う展開があったり、これまで以上に迫力のある作画が連続して、読み応えのある巻でした。復活の日をいつまでも待つ。

2015/07/08

[印度 洋一郎]

残念ながらこれで最終巻(打ち切り)。宇宙の交通の要衝に位置する地球に、次々とやってくる宇宙人達。ヘンタイな先輩を取り込んだら、逆に取り込まれる者、自分達の作った生物兵器の失敗作を地球人に始末させるために新型兵器(○ル○ラブレ○レッ○)を与える者、地上げのためにまりかセヴン抹殺を狙う女子小学生の姿に擬態した者などなど、良くも悪くも安定感がある、いつもの「まりかセヴン」の内容。熱い支持を集めているかと思いきや、「巻を重ねる毎に売上が落ちていた」とは世知辛い。自衛隊や米軍が密かに進めていた「計画」が知りたかった

2015/06/19