アクションコミックス 焔の眼 〈２〉

押切蓮介

双葉社（2012/09発売）

• サイズ コミック判／ページ数 1冊／高さ 19cm
• 商品コード 9784575841374
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kanon]

こんな明らかにヤバイ状況に立たされた場合、希望って持てるのだろうか…何かちょっと現実離れしてる気はするのだけどね勿論。ショルゴールと言う謎の国自体に対して。いつか戦争が止むからその時まで堪えればなんとかなるとか、そうやっていつまでも思えるものなのだろうか…まあ第三者目線で答えさせてもらうと、これもう大体虐殺される感はプンプンしてきてたよねやっぱり…だから流されるまま、成されるがままの状態になるのに抗っている人間を見ると本当にスカッとする。もうヤバイのはわかってるんだからこうした方が生きてる感じがする絶対。

2014/06/29

[カラシニコフ]

サラ、いきなり強くなっててワロタ。 ★★★★☆

2017/05/26

[にゃむこ＠読メ13年生]

日本人強制収容所に送り込まれた沙羅たち売春宿にいた者は敵国人だけでなく日本人からも嫌悪されるなど、この巻では女たちの不遇の様子を中心に描かれている。そんな中、沙羅が千蔵を返り討ちにして子分にしたり、最後にクロが無双ぶりを見せたり、やはり圧倒的な絶望感の中に見える幽かな希望が救い。

2015/01/02

[yakinori]

『この時代に…新しい生命を…私は誇りを持って産んでやるんだ』絶望の中での房子さんの強く清らかな思い、そして房子さんと子供を守らんとする千蔵の戦いにグッときた。今回もクロは安定の大暴れです。

2015/01/18

[うさみＰ]

二巻にしてようやくエンジン全開に・・・。隔離施設へ強制移住させられた沙羅たち。そこは弱者が弱者を喰らう暴力渦巻く混沌の壺だった。なんと人間とは卑屈な生き物などうか・・・。その中で内なる才能の片鱗を見せ、真っ直ぐに自分の戦いを決意する沙羅。クロがいつ出るのだろうかドキドキした。

2013/03/21