アクションコミックス じゃりン子チエ 〈４〉

はるき悦巳

双葉社（1980/03発売）

• サイズ コミック判
• 商品コード 9784575812039
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[海猫]

ミツルの結婚式が、この巻の中心になっている感じ。仲人を強引に任せられたテツが、意外なスピーチをするのが印象に残る。あと細かい日常エピソードが楽しく、チエちゃんが算盤が得意だったのがいかにもって気がする。今時は学校の授業で算盤教えたりするんかね？この漫画の世界観だと猫が人間より強かったりして、子鉄がテツを棍棒で殴ったりするのが面白い。毎度、思うけど大阪弁の言い回しに味があるよなあ。何度も笑った。

2020/02/23

[saga]

【再読】カバーのとおりテツの仲人がメイン。相撲大会での骨折のギブスが取れても、やっぱり面倒くさいテツ(笑)。メチャクチャ英語のボスが地獄組というヤ～さんということも判明した。猫たちも面倒くさいことになっている。若いアントンJrがスジの良くない連中とつるみ、小鉄がからまれることに。しかし、それは小鉄の過去と、強さが再確認される展開だ。後に単行本一巻の主役を張る小鉄であった。

2021/05/31

[佐々陽太朗（K.Tsubota）]

チエちゃんがマサルの複雑な気持ちに薄々気づく。「オェー気持ちわる～」なんていっているけれど、大人になったらどんな反応になるのだろう。チエちゃんはまだまだ子供だ。でたぁ～花井拳骨「横縞教授フルチン事件」伝説。天若不愛酒，酒星不在天。地若不愛酒，地應無酒泉。天地既愛酒，愛酒不愧天。私も李白に近づくべく酒を飲み続けます。極めつけはミツルの結婚披露宴でのテツのスピーチ。飾りっ気なしの真心に目頭が熱くなった。

2013/02/11

[Ayumi Katayama]

「ト～ラのふんどしヒグマのパッチ、ムカデの歯ブラシぶら下げて～、チャブス山でどんこ釣り～、エテ公が真似して赤っ恥」　なんや。これ、テツが歌てたんかいな。

2020/02/23

[Ken D Takahashi]

テツが退院して全身ギプスが取られる。完全復活となる。ミツルの結婚式で仲人としての挨拶は中々のものでありました。ヒラメの算盤特訓に小鉄の過去が少し紐解かれる辺りは何とも面白い。

2021/06/20