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出版社内容情報
高見梁川[タカミ リョウセン]
著・文・その他
吉沢メガネ[ヨシザワ メガネ]
イラスト
内容説明
「残業代、なにそれ美味しいの?」。スマホの定額使い放題がごとく酷使され続けたアラフォー社畜・松田毅は過労死した。せめて生まれ変わったら、ホワイトな会社で穏やかに過ごしたいという思いを抱いて―。死後の世界で、松田は神様にファンタジー世界への転生を告げられる。土魔法のチートをもらい、最強のゴーレム魔法が使えるエルフに転生した松田は、今度こそ念願だったホワイトな生活を手に入れられるのか!?人間不信の元社畜が、従順な“知性ある秘宝”である終末の杖と無邪気なワンコ少女と繰り広げる、人生やり直し英雄譚開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
15
頑強だった社畜が遂に限界が来て過労で死亡。ホワイトな環境を願いながら異世界に転生したら土属性に特化したエルフに転生。道中偶然見付けた意思を持つ杖を携えて街を目指していたら盗賊に襲われて返り討ちにして、捕らえられてた子供を助けたら人狼とういう貴重種と判明。飢餓と渇きで死にそうになっていたのを自身の血を飲ませたら、、仔犬のようにメチャクチャ懐いて来た。そんな2人と1個の珍道中。ただ、元社畜の人への信用はほぼゼロ。裏切られる事前提で物事を考えてる非常にややこしい人格でもあった。実際異世界も世知辛い。2021/10/03
りんりん
14
粗筋で購入。土魔法でチート。社畜だった事も含め、人間不信すぎ。面白かった。2018/08/10
niz001
10
あ、ヤベエ。松田の考えがわかり過ぎる。安易に助けてめでたしじゃないのが好み。2017/06/02
よちたか
9
基本的に、ネット小説に良くある異世界転生チートものなのだが、転生したのがアラフォー社畜というのが琴線に触れて購入。社畜あるあるネタ満載なのが、期待通りで楽しい。元々、異世界転生ものは余り好みではないのだが、主人公がおっさんの作品にはつい手が出てしまう。現世では権力者の理不尽に耐えることしかできなかった主人公が、チートスキルで異世界で無双する話は、安直だけど爽快感は半端ない。長い社畜生活のために人として色々壊れてしまった主人公だが、常識人でありつつも、安っぽい正義観やヒューマニズムに流されないところが素敵。2017/06/17
爺
8
「異世界転生騒動記」を最新巻まで読んでしまったので、同じ著者の作品ということで。前々から電子書籍サイトでオススメされていた作品だったけれど、同じ著者だとは知らなかった。「異世界~」に比べると主人公の規格外さが大幅UPされており、少々緊張感にかけるけれど、ストレスは少ない。どっちが好きかは個人の好み次第かな。2019/05/24