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内容説明
ある日試しに買った宝くじで、一夜にして40億円もの大金を手にした志野一良。金に群がるハイエナどもから逃げるため、先祖代々伝わる屋敷に避難した一良だったが、その屋敷は飢饉にあえぐ異世界の村に繋がっていた!そこで美しい少女・バレッタと出会い、彼は村を救うことを決意する。やがて一良の活躍は村を越え、領主の耳にも入り―。現世と異世界を往来しながら、お金の力で異世界発展。時に物質を、時に技術を持ち込み、一良は新たな世界で人々を救い出す。「小説家になろう」で大人気、異世界救世ファンタジー!!
著者等紹介
すずの木くろ[スズノキクロ]
埼玉県在住の兼業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
38
なんとまぁ運のいい若者よ!。このシリーズ結構続いているようですが・・運を使い果たした先には・・あぁ怖い(^^;。40億だなんて想像もつかないお金を得た一良。俗物から逃れるため先祖代々伝わる屋敷に避難したはずが異世界に通じていた。リポビタンDで復活できる異世界人・・素晴らしい!(笑)。お金の力・日本の力・・素晴らしい(^^♪。ですが・・人の心ってどんなものでしょう。あれば欲もでる。一良は飢えたライオンの前に放たれたエサに過ぎないのじゃないでしょうか。1巻の美味しいところで止めておいた方がいいのかも(^^;。2022/10/17
しまふくろう
23
なんとなく買い。絵は可愛らしくて良い。 物語はスクラッチで大金を当ててしまった主人公が、金の亡者達から避難した結果異世界への入り口を見つけてしまった話。不用心な主人公と無警戒な村人の組み合わせが何とも面白い。この調子で生活するとお金なんてすぐ無くなりそうだけれど、大丈夫なんだろうか。2020/08/16
どあら
21
面白かったです。2023/02/04
こも 旧柏バカ一代
21
宝くじで40億円を獲得してしまったカズラは、色々な勧誘から逃げるために父親の勧めで、田舎の屋敷に逃げ込んだ。そこには異世界に繋がる扉があり。其方に行くと近隣の村人達は餓死寸前で村長は風邪を拗らせて死亡寸前だった。そんな村長にリポディタンAみたいな栄養ドリンクと風邪薬をあげから全快。そして、餓死寸前の村人には米を買ってきてお粥を配ったら皆んな元気になってしまった。日本の物を食べたら全員が物凄い回復力を得てさらに力も強くなってしまった。でもカズラは普通の人で村人達よりか弱い状態。それでも村人はカズラを崇める。2022/08/03
瀧ながれ
19
たどり着いた「異世界」は、日照りで農地が痩せ、病に倒れる住人もいる村だった。…日本で買い求めた市販薬が病人に、ホームセンターで買った堆肥が、枯れそうな農作物に、モノスゴク常識はずれに効いてるの、不安じゃないですかね!?怖くないですかね!?なんかの伏線じゃないですかね!? 主人公のざっくりとした介入の結果が、うまく行き過ぎてかえって心配です。2014/12/03