感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
61
諸星大二郎の作品集である。だからまあ独特で面白い。壁の中で生きている壁男。いずれその存在はマスコミで話題になり、オカルト扱いに。ある女性が自ら志願し壁男になると、性別が未文明だった壁男の世界に性差が生まれ、争いが始まる。絵と文の量がちょうどいいなぁと思う。一番面白かったのが『ブラック・マジック・ウーマン』。この表紙は漫☆画太郎だと思う。内容もまるで昔の『ダウンタウンのごっつええ感じ』のコントを思わせる(向こうが似てるのだが)。宗教的会社漫画『鰯の埋葬』も良かった。『会社の幽霊』はシュールなギャグに思えた。2018/07/07
アズル
26
まんだらけで購入。都市伝説のような「壁男」と不気味な異国情緒のある「遠い国から」。表紙の男の子が、ちょっと好みです（本編に登場せず）。2016/08/09
にゃんころ
19
ホラー色強い短篇かと思いきや、ギャグもあって多方面から楽しめるかと(^^; 特に「会社の幽霊」がラストのギャップがひどい(笑) 「鰯の埋葬」は解釈が難しいですね。「遠い国から」をまとめて読めるという意味でもオススメの1冊だと思います。2012/06/21
あさひ
8
世にも奇妙な物語。この画風が癖になる。2016/01/14
かよこ
8
初諸星大二郎。なんだろうこの世界観。不思議、というか、不気味。でも、引き込まれる。救いがある話は皆無なので、読後感全然良くないんだけど、他の作品も読んでみたい。2014/07/07
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