双葉文庫<br> ひそかに胸にやどる悔いあり

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双葉文庫
ひそかに胸にやどる悔いあり

  • 上原 隆【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575714944
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

初めてできた彼女に男性書店員がどうしてもできなかったこと「未練」。ギャンブルですべてを失い“看板”として道端に立つ男がついた小さな嘘「街のサンドイッチマン」。妻が産んだのは他人の子ども。それでも父親になりたかった夫の告白「ああ、なんてみじめな」。留学の二日前に愛娘を殺害された両親が語る在りし日の姿「娘は二十一のまま」。後悔を胸に秘め、それでも人は今を生きている。市井の人々の声に耳を傾け、リアルな姿を書き続けた著者の傑作ノンフィクション・コラム。(『こころ傷んでたえがたき日に』を改題して文庫化)

内容説明

好きで堪らない彼女に別れを告げてしまった男性書店員の「未練」。ギャンブルですべてを失い“看板”として道端に立つ男のささやかな見栄「街のサンドイッチマン」。妻が産んだのは他人の子。それでも父親になりたかった夫の告白「ああ、なんてみじめな」。留学の二日前に愛娘を殺害された両親が語る在りし日の姿「娘は二十一のまま」。消えぬ後悔を胸に、それでも人は今を生きている。市井の人々の声に耳を傾け、リアルな姿を描き続ける著者の傑作ノンフィクション・コラム19編。

目次

アイメイト
僕のお守り
娘は二十一のまま
新聞配達六十年
未練
街のサンドイッチマン
おばあちゃんと孫
ああ、なんてみじめな
先生
あなた何様?
定時制グラフィティ
恋し川さんの川柳
父親と息子たち
炊き出し
彼と彼女と私
安心電話
初秋の公園
風光書房
駄菓子屋の子どもたち

著者等紹介

上原隆[ウエハラタカシ]
1949年、神奈川県横浜市生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。エッセイスト、コラムニスト。記録映画制作会社勤務のかたわら、雑誌「思想の科学」の編集委員として執筆活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。