出版社内容情報
ミスター高橋[ミスタータカハシ]
著・文・その他
内容説明
怪物たちがいた時代、リングには熱狂があった―。昭和プロレス黄金期、マット上で暴れまわった外国人レスラーたち。そんな彼らもひとたびリングを下りれば、そのコワモテからは想像もつかない、やさしい男ばかりだった。アンドレ、シン、ブロディ、ハンセン…秘蔵写真満載で綴る悪役秘話!
目次
時代を創った男たち
悪に徹した男たち
華のある男たち
プロフェッショナルな男たち
シュートな男たち
とんでもない男たち
忘れがたい男たち
愉快な男たち
愛すべき無名の男たち
旅は道連れ世は情け―巡業珍道中記
素顔のアントニオ猪木
甦る!新日本プロレス黄金期“流星仮面”TOKYO襲来!!マスクド・スーパースターとの邂逅
著者等紹介
ミスター高橋[ミスタータカハシ]
1941年、神奈川県横浜市出身。柔道三段。パワーリフティング・ヘビー級初代日本選手権者。プロレスラーとしてもアジア各地を転戦する。72年、レフェリー兼外国人レスラー担当として草創期の新日本プロレスに入団。「金曜8時ゴールデンタイム」時代を含め、25年あまりにわたりメイン・レフェリーとして活躍する。一時期はマッチメイカー、審判部長も務める。98年、現役レフェリーを引退。引退後は都内の高校で「基礎体力講座」の講師を務め、現在は高齢者への介護予防運動指導や執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サーフ
17
怖いイメージが強かった外国人レスラーの意外な一面が知れる本。外国人レスラーみんなイタズラが大好き(笑)やるイタズラどれもが子供っぽくて怖いイメージしかない外国人レスラーにもこんな一面があることが知れて親近感が湧いた。掲載されている写真もとても良い。2018/06/07
0607xxx
14
外国人担当として多くの外国人レスラーと交流を持ったミスター高橋にしか書けない本だと思う。アンドレ、ハンセン、ブロディ等々、エピソードも良いが所々掲載されている写真も良い。題名通りのやさしい素顔を知る事が出来て満足。2016/09/24
anken99
5
プロレス黄金時代の名物レフリー、ミスター高橋が、新日本プロレスにやって来た外人レスラーたちの知られざる素顔を語り尽くす。試合以外の写真が数多く掲載され、リングを降りた彼らのユニークで、大変親しみやすい姿が紹介されている。当時は悪役はリングを降りても悪役だった時代。だからこそ素顔はまったく違っていたりして、とても興味深い。何より金曜8時に育った世代には、どれもこれも懐かしい面々ばかりで存分に楽しむことができた。2019/03/11
しょぼた
3
いろいろな外人レスラーの素顔が垣間見られて興味深かった。タイガー・ジェット・シンはレスリングができる、っていう記述があるが、当時は「コブラクローばっかりで能がないやつだなぁ」と思って観ていた。受け身とかが巧かったのだろうか。2019/09/13
nur1202
3
悪役レスラーと言うほど悪役ばかりじゃありませんね。(^^; 「外人」レスラーだと売れないとか思っちゃったかな? 昭和の新日にあがった外人レスラーとミスター高橋の交流記、秘蔵の写真付きと言ったところ。 何人かのヒールレスラーが日頃から悪役を演じていたなど、読みどころが多かったと思います。 ちょっと自慢話が鼻につくところがあるのは、ま、元がブログなのでそういうところもあるよね、と優しくぬるく見守りたいところです。(^^; 2016/09/25