双葉文庫<br> 教養としてのプロレス

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双葉文庫
教養としてのプロレス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 351p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575714562
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0195

出版社内容情報



プチ鹿島[プチカシマ]
著・文・その他

内容説明

「プロレスを見ることは、生きる知恵を学ぶことである」―。今もっとも注目すべき文系芸人プチ鹿島が、プロレス観戦歴30余年のすべてを叩き込んだ渾身の一冊。90年代黄金期の週プロやI編集長時代の週刊ファイト、そして村松友視氏『私、プロレスの見方です』などの活字プロレスを存分に浴びた著者が、人生という“四角いジャングル”を生きるすべての人に捧げる“プロレス的思考”という武器。映画監督の森達也氏やお笑い芸人の博多大吉氏とのプロレスの深淵に迫る対談などを追加し、装い新たに文庫でカムバック!

目次

プロレスの意味を再定義する
プロレスは誰でも体験できる
半信半疑力を鍛える
人生の答え合わせができる
プロレスで学ぶメディアリテラシー
引き受ける力を持つ
差別に自覚的になる
人の多面性に気づく
無駄なものを愛す
胡散臭さを楽しむ
どんな時もユーモアは必要である
敬意をもって「下から目線」でいる
時代の転換はプロレスで確認できる
ファンタジーはリアルの上位概念である
SNS時代をプロレス脳で生き抜く
マイナーに安住するなかれ
時に、勝利に固執する
プロレスも人生も「受け身」が重要である
プロレスの偉人から学ぶべきこと
“プロレス者”との共闘

著者等紹介

プチ鹿島[プチカシマ]
1970年5月23日生まれ。お笑い芸人。オフィス北野所属。時事ネタを得意とする芸風で、新聞、雑誌などにコラムを多数寄稿。ラジオ番組『東京ポッド許可局』(TBSラジオ)、『荒川強啓のデイキャッチ』(TBSラジオ)、『キックス』(YBS山梨放送)ほか、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

T2y@

38
プロレスファンである事の肯定。オススメはしないけど、読めば確かにプロレスが判る。実は勝敗は決まっているんだとか、どうし技を避けないんだとか、世の中と同じで、『おかしい!』と思うところに現実があったりする訳で。 そう、プロレスファンは、ロマンティストでなく、リアリストなのである。 さらに言えば、理解・共感を得られない事にも、プロレスファンは慣れているのである。 最後に…「貴闘力さん、あんたは男の中の男だよ!」 2016/10/27

Mayumi Hoshino

27
プロレスを長年愛してきた著者による、プロレスから学んだ、モノの見方論。「すべて丸のみにして信じるのではなく、全部あり得ないと拒絶するのでもない、半信半疑のスタンス」の重要性が説かれてゆく。(実は)差別的な見方をしていた自己に自覚的になる、評判だけで判断するのではなく自分の目で見るなど、プロレスに特に興味はなくても頷ける箇所が多々。有益なものだけ体に取り込んでも息苦しいのでは、余分なものも必要なのでは、と書かれた部分には、読書や音楽鑑賞などの他の趣味とも通じるものがあると感じた。面白かった。2016/12/19

たらお

24
プロレスのことを熱く語る本ではなく、プロレスから学んだノウハウを語る本。昭和のプロレスに触れてきた世代には、「あ~わかる」という言葉がある。「プロレスってどうせ八百長なんでしょ」と冷たくあしらうその言葉である。その言葉に対し、自分はどのように返答していくのかを何度考えたかしれず、答えを見つけたからといって、実際に見なければ素晴らしさはわからないであろうと思ったものだ。現在のプロレスはほとんどといって見なくなったが、プロレスのもついかがわしさを受け止めつつ、楽しむ余裕をもつ大人でいたいと思わされる本だった。2016/07/27

緋莢

17
プロレス観戦だけでなく、ターザン山本編集長時代の『週刊プロレス』や、I編集長時代の「週刊ファイト」で活字プロレスを存分に浴びた著者。半信半疑力を鍛える、他人のものの見方や角度を楽しむ、無駄なものを愛す、など「プロレスから学んだこと」の数々を紹介。2016/09/04

スプリント

15
プロレス好きによるプロレス愛にあふれた内容になっています。世相とプロレスの動向を結びつけるなど、プロレスに興味のない人にもイメージがわくような配慮もされています。2019/03/10

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