双葉文庫<br> 函館本線へなちょこ旅

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双葉文庫
函館本線へなちょこ旅

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575714371
  • NDC分類 291.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

舘浦あざらし氏が、歩くのが大嫌いな相棒と二人で、札幌駅から函館駅まで、行きはすべて徒歩、帰りはすべて汽車、という組み合わせで、函館本線を徒歩と乗車の両方で全路線全駅を制覇する。旅のルールは2点。ひとつは国道は極力歩かないこと。さらに、地図を見て平行する細い道があったら、どんなに遠回りでも細い道を歩くこと。もうひとつは食べ物、飲み物の持参は禁止。すべて旅の途中での現地調達のみにすること。以上のルールを守りつつ、だらだらと旅をする。

内容説明

心に染みる懐かしい風景。港町の人情酒場。遠く聞こえる汽笛の音。夕間暮れの田園を走る一両編成の気動車。旅の空の下、故郷の知己に綴った手紙。詩情あふれる美文で紡ぐ珠玉の旅情派紀行第一弾!―というのは嘘です。ごめんなさい。「横着不精へなちょこコンビが遊惰に歩いては辛口トークを炸裂させる、抱腹絶倒旅エッセイ第一弾!」が正解です。

目次

1日目 札幌駅から発寒駅まで―Just Like Starting Over
2日目 発寒駅から銭函駅まで―Old Brown Shoe
3日目 銭函駅から朝里駅まで―Ticket To Ride
4日目 朝里駅から南小樽駅まで+手宮線―I Should Have Known Better
5日目 南小樽駅から塩谷駅まで―Don’t Let Me Down
6日目 塩谷駅から余市駅まで―The Long And Winding Road

著者等紹介

舘浦あざらし[タテウラアザラシ]
1963年、小樽の朝里川温泉生まれ、札幌育ち。コラムニスト、イラストレーター。1999年から「北海道いい旅研究室」の編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しあん

27
北海道の温泉マニアにはおなじみの作者によるエッセイ。JR函館本線を札幌から、函館まで歩こうというこの企画、相方に選んだのが歩くのにはもっとも不向きな自由人。そんな2人の珍道中が面白おかしく書かれていましたが、作者の好き嫌いの激しさが目について、人によっては好みが分かれそうな一冊でした。2019/10/10

mami

12
この方は道内の有名人なんでしょうか?コラムニストということで期待して手に取ったのですが、私にはとっても読みづらい文章で内容が入ってきませんでした。残念。2016/12/03

Saku

10
函館本線を札幌から函館まで歩いて行こうという企画。今回は余市までだったが、ぜひ函館まで行ってほしい。結構風景描写が細かいので、土地勘がある自分としてはあの辺かとニヤニヤしながら読んだ。逆に土地勘がない人にとっては、面白さは伝わりにくいのではないかと心配である。語り口のせいなのか著者と同行者の言動が悪い意味で40代、50代っぽくなくてイライラすることがあった。それが著者の売りなのかもしれないが特に行政や某チェーン店に対し嫌味っぽいことを言うのはいただけなかった。2015/12/07

マッピー

8
第一弾!と書いているけれど、売れなかったら第二弾以降はなさそうなので、第一弾(仮)が正しいかもしれません。函館本線山線(札幌から小樽周りで函館にいく路線)を、歩いて、各駅に寄りながら旅をするという企画の紀行文。280km以上もあるその距離を、第一弾ではどこまで進んだかというと、余市ですよ、。一冊かけてほぼ札幌と小樽しか行けてないんですよ。とはいえ、土地勘のある人は事細かに書かれている店や景色や道路状況、ひいては北海道の経済状況や現知事の政治手腕など、いろいろな角度から思いを馳せて楽しむことができるのでは。2015/09/30

aocchi

7
いや~面白かった。小樽や余市はそれなりに歩いているのですが、知らない店や風景ばかりでした。今まで通ったことのある道は景観が浮かんできます。あ、あそこだ!とか思うと親近感湧きまくり!全部歩くわけにはいかないのでにピンポイントで歩いてみたいと思います。けど、この文章は何とかならないのか・・・。読みづらいですけど・・・(-_-) と言いつつ余市から先はどうなっていくのか気になるので2も読んでみます。小太郎先生のご冥福をお祈りします。2018/05/08

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