内容説明
目先の利益を追求して粗悪な商品を出すメーカー、それを喜々として売るショップ、見て見ぬふりして広告目当てのちょうちん記事を書くメディア…。ブームに舞い上がって三位一体でライダーをミスリードしてゆくロードバイク業界に警鐘を鳴らし、波紋を呼んだ問題作が待望の文庫化。初刊行時との状況の変化を踏まえた追記も加え、「いよいよ悪くなっている」自転車界に、いまふたたび投じる一石!「カーボンフレームの神様」といわれるアマンダスポーツ代表・千葉洋三氏との対談も収録。
目次
第1章 知識がないのに量販店にロードバイクを買いにいくという愚行
第2章 インターネットで自転車を買うという愚行
第3章 カネがあるのにメーカー完成車を買うという愚行
第4章 体感できない性能にカネをだすという愚行
対談 千葉洋三×エンゾ・早川「安易なるカーボン信仰を撃つ!!」
第5章 かっこわるさの本質にいつまでたっても気づかないという愚行
第6章 購入に失敗したがゆえにいつまでもちゃんと乗れないという愚行
第7章 不快であることを自転車のせいにして乗らなくなるという愚行
著者等紹介
エンゾ・早川[エンゾハヤカワ]
1969年9月22日生まれ。身長183cm、体重73kg、体脂肪率11%(2015年1月現在)。早稲田大学人間科学部スポーツ科学科卒。茅ヶ崎にある自転車店“エイドステーション”の店主にして作家、革命家。“エクスタシーサイクリング研究所”所長。“汗と涙は流すけど決して血は流さない革命本部”本部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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chiseiok
だいゆー