内容説明
「ジャニヲタ」とは「ジャニーズオタク」のこと。つまり単なるファンやおっかけよりもはるかに濃ゆ~いオタク女子。誰もがハマる雑誌切り抜き地獄から海外遠征、本人不在の誕生日会の一部始終に至るまでオタク女子の生態について、自身ジャニヲタ歴20年のお笑い芸人&エッセイスト松本美香がギャグとナミダ満載で綴るジャニヲタ魂全開エッセイ。単行本刊行の2007年から現在までに変化したジャニーズ事情もたっぷり収録。
目次
1 はい、ジャニヲタですがナニか?(はじめましてジャニヲタです;ジャニヲタ用語の基礎知識 ほか)
2 ヲタ・イベントの数々(ジャニコン;コンサートの後には「反省会」 ほか)
3 ヲタの悲喜こもごも(ジャニヲタVSモーヲタ合コン;愛すべきヲタ友達 ほか)
4 私のジャニヲタ20年史(マイ・ファースト・ジャニーズ;光GENJIで舞い戻る ほか)
著者等紹介
松本美香[マツモトミカ]
1970年7月兵庫県生まれ。松竹芸能所属のピン芸人。舞台や複数のラジオ番組のパーソナリティ等、関西を中心に活躍。『ジャニヲタ 女のケモノ道』でエッセイストとしてもデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
13
芸能人、アイドルの「熱狂的なファン」になった事がありませんが、アイドルオタク、しかも男性にはあまり縁のない「ジャニーズオタク」について書いたこの本は興味深かったです。誰のファンなのかを表す用語「担当」個人だけでなく、グループ全体を愛する場合は「ユニット担当(略してユニ担)」、ジャニーズだったら誰でも大好きな場合は「事務所担」というそうです。特に面白かったのが「本人不在の誕生日会」、「ジャニヲタVSモーヲタ合コン」(続く 2018/06/07
航輝
7
ジャニヲタ懐かしい魂とかは行かなかったけど雑誌・音楽番組・用語はやってたから超共感世代的にちょっと上の著者だけど内容が分かるのがまた面白い自分だけじゃなかったっていう安心感と、周りに理解されない部分の共感と、自分より痛い人がいることの衝撃に尊敬の意も…気づけば義務感と化す感情変化とかその通り‼懐かしく楽しく読了!2017/01/31
秋乃みかく
4
★★★★☆ 私は別にジャニヲタでも何ヲタでもないのですが、ジャニヲタと呼ばれる人たちはどんなヲタライフを送っているのか、興味があったので読んでみました。うわ~ホント濃ゆいですね…(^ ^;) でも楽しそうでいいな~(笑)2013/06/03
うゆゆ
3
オタクというのは対象が二次元だろうが三次元だろうがまったく同じ行動・思想で対峙するんだなあと 身に覚えありすぎ。15年くらい前のオタサイトでよく見た感じの文体でやたら懐かしい気持ちになりました。(自害)とか(発狂)ってものすごく久しぶりに見たよ…(滝汗)(核爆) この手の文章は縦書き紙媒体で読むには向かないね…。ところでオリーブ少女から渋谷系の轍を踏んだアラフォーの方々の、当時の自分を振り返って悶え転がりながらも嫌いじゃないぜ…という雰囲気を醸す様がすごく好きです!!2014/01/31
美麗
2
ここ数年で買ったことを一番後悔した本。店頭で手にとってたら絶っっ対に買ってなかった。寒いギャグと自分ツッコミと気持ち悪い語尾がもう、酷い。内容云々の前に文章が酷い。とにかく酷い。酷すぎる。読むという拷問があるとするならこの本は優秀な拷問道具になると思う。時代のせいもあるにしても、それにしても寒すぎて大目に見れない。ネットで一部の人がやる、(←オイw)みたいなツッコミをまさか文章書いてお金貰ってる人がやるなんてね。嘆かわしい。編集仕事しろ。2014/06/11