内容説明
日本国民の誰もがその瞬間を見守っていた。四半世紀もの間、北朝鮮に奪われていた蓮池薫さんら5人の拉致被害者を乗せたチャーター機が日本の地に降り立つ!感動の再会を果たすも、それは帰ってきた家族を「日本人」に戻す闘い、そしてすべての拉致被害者奪還のための、新たなる壮絶な闘いの始まりであった。北朝鮮拉致ドキュメンタリーコミック、待望の文庫化。
目次
帰ってきた弟
募っていく不安
故郷柏崎へ
親友 丸田光四郎
魂を揺さぶる言葉
薫は、どこへ
空白の10年
家族会の結成
蹴飛ばされた看板
母の叫び
小泉首相の訪朝
宣告
薫の使命
終わらぬ闘い
著者等紹介
蓮池透[ハスイケトオル]
北朝鮮による拉致被害者家族連絡会
本そういち[モトソウイチ]
神奈川県出身。1981年第9回小学館新人コミック大賞入選、1984年第11回講談社ちばてつや賞入賞。その後、アメリカでのアルバイト生活、演劇活動を経て、1988年から再び創作活動を始める。日本プロ麻雀協会所属の麻雀プロでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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