内容説明
山口組の大黒柱、宅見勝若頭が射殺された。巨大組織に衝撃が走る。事件発生からの8ヶ月間を克明に追いながら、阪神大震災での救援活動、暴対法訴訟の取り下げ、オウム事件、総会屋、企業テロ、外国マフィアとの暗闘、そして、宅見事件の伏線といわれる中野会長暗殺未遂事件を描く、五代目山口組シリーズ第3弾、ついに完結。
目次
第1章 動乱前夜―中野会・中野会長襲撃事件
第2章 宅見勝若頭暗殺!
第3章 山口組VS中野会
第4章 指針・事始め・行事
第5章 組織と人事
第6章 平和外交
第7章 阪神大震災と義援活動
第8章 抗争・事件・出来事
第9章 山口組VS外国マフィア
著者等紹介
山田勝啓[ヤマダマサヒロ]
1940年、兵庫県生まれ。大阪を代表する夕刊紙の運動部長時代に“大阪戦争”が勃発、心ならずも極道専属記者を拝命、型破りの抗争記事掲載で驚異的な部数増伸に貢献した。その後フリーになり、山口組ウォッチャーの第一人者として週刊誌、月刊誌などで活躍中
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