出版社内容情報
孤高の剣士だった祖父から日向流をたたき込まれた日向景一郎。臆病者とそしられ、人を斬ることをためらう齢18の青年は、祖父の言葉を胸に幼少期に姿を消した父を「斬る」ため旅をする。己はなんのために生まれてきたのか。過酷な経験とともに凄味を増していく景一郎の成長と血塗られた生きざまを描く圧巻の剣豪小説、5カ月連続刊行第一弾。
内容説明
孤高の剣士だった祖父から日向流をたたき込まれた日向景一郎。臆病者とそしられ、人を斬ることをためらう齢18の青年は、祖父の遺言である「お前の父を捜し、斬れ」という言葉を胸に幼少期に姿を消した父を捜す旅に出る。己はなんのために生まれてきたのか。旅先で強敵と対峙し、恋をし、女を知る―過酷な経験とともに凄味を増していく景一郎の成長と血塗られた生きざまを描く圧巻の剣豪小説、5カ月連続刊行第1弾。
著者等紹介
北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年、佐賀県生まれ。中央大学卒業。70年『明るい街へ』で作家デビュー。81年にハードボイルド長編『弔鐘はるかなり』で注目を浴び、83年には『眠りなき夜』で日本冒険小説協会大賞と吉川英治文学新人賞を受賞。85年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、91年に『破軍の星』で柴田錬三郎賞を受賞するなど、数々の文学賞に輝いている。2013年に紫綬褒章、20年に旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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