出版社内容情報
龍治に返り討ちにあい、川に飛び込んで逃げた吉三郎は生き延びていた。手負いの吉三郎だったが、しつこく復讐の機会を狙い、おえんの存在を知る。吉三郎は、自分と同じく白瀧家に恨みを持つと踏んでおえんに近づき、その長屋に転がり込んだ。打算から始まった同居は、しかし徐々に心の変化をもたらし、ある時おえんを襲った身の危険に対して吉三郎は……。若者が夢を持ち、恋に落ち、時に傷つきながら成長する。巻を追うごとに目が離せなくなる江戸の青春群像、せつなく沁みる書き下ろしシリーズ第五弾!
内容説明
殺しを繰り返していた女装の盗人・お七こと吉三郎。龍治に返り討ちにあい、川に飛び込んだ吉三郎は生きていた。手負いの身で復讐の機会を狙う吉三郎は、自分と同じく白瀧家に恨みを持つと踏んでおえんに近づき、その長屋に転がり込んだ。寄る辺なき二人の危うげな同居は、やがてその傷だらけの心に思わぬ変化を生んでいく。そしてある時、おえんの危機を知るや吉三郎は…。全4話を収録。若者が夢を持ち、恋をし、時に傷つきながら成長する。巻を追うごとに目が離せなくなる江戸の青春群像、せつなく胸に迫るシリーズ第五弾!
著者等紹介
馳月基矢[ハセツキモトヤ]
1985年長崎県五島列島生まれ。京都大学文学部卒、同大学院修士課程修了。2020年、小学館時代小説文庫から『姉上は麗しの名医』でデビュー。デビュー作が第九回日本歴史時代作家協会文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツン
82
なんか二組の関係は後退したような。。壱の話は白夜行が迷入したかのよう(もっと似た感じのものがあったような気がするけど、思い出せない。。)2022/05/07
やま
66
三十代後半の女性作家が描く、甘くも騒々しい恋の物語。江戸は本所相生町で手習所の師匠を営む御家人、白瀧勇実24才、妹の千紘18才と隣の矢島道場の跡継、矢島龍治22才の青春物語です。勇実が想いを寄せる亀岡甲蔵の美しい菊香20才は、二度の気が進まない縁談を壊したことで自分を閉ざしている。このため勇実が入り込むすきがない。千紘は、龍治を見ると胸が苦しくなって近くで見られなくなった。龍治は、千紘が距離を開けていると、何か変だと思いだした。そんな中で、何かが起こる兆しがする。→2022/09/23
なみ
14
ラブコメ度がますます上がってきたような気がするシリーズ第5弾。 お互いに意識しちゃう2人、可愛すぎません?そろそろくっついてほしいけど永遠にくっつかないでほしいという矛盾した感想を抱いてしまうくらいには最高。 巻を重ねるごとにキャラたちをどんどん好きになる。その人の新しい魅力を知れたり、今まで出番が少なかった人にもスポットライトが当たったりするのが楽しい。 三話は重めでしたが、すごく好き。彼の最期の言葉に泣きそうになった。 そして寅吉という素敵な新キャラが出てきてくれて嬉しい。推します。あと正宗かわいい!2022/04/20
ミド
6
壱の正体を知って都合がよすぎないかと思ったら作為的だったのね。龍治はそこ悔やむところじゃないから。ともあれあの騒動の決着がついたのはよかった。兄と菊香さんは互いにすれ違ったままだけど、千紘と龍治の方はほんの少し前進。一気にくっつくよりこういうじれったい関係がしばらく続くといい。2026/07/17
蕭白
6
人間関係がゆっくりですが動いているようです。2022/07/18




