双葉文庫<br> おんな与力花房英之介〈4〉

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双葉文庫
おんな与力花房英之介〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575671056
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

見目麗しき新米与力、花房英之介。その正体は死んだ兄に成り代わり男として生きる花房志乃――。乙女心をひた隠し、持ち前の度胸と才覚で次々と罪人を召し捕っていた。そんな折、江戸の町では商家の主人を狙った辻斬りが横行。ある夜、英之介は道端で倒れている商家の主人を見つけるが、走り去る武士を捕り逃してしまう。後日、主人が襲われた商家から、奉公人らが忽然と姿を消したとの噂を聞いた英之介は探索を始める。しかし、裏には思いもよらぬ人物の暗躍が……。華麗に痛快、おんな与力が悪を斬る! 書き下ろしシリーズ、堂々の最終巻!

内容説明

見目麗しき新米与力、花房英之介。その正体は死んだ兄に成り代わり男として生きる、花房志乃―。乙女心をひた隠し、持ち前の度胸と才覚で次々と罪人を召し捕っていた。そんな折、江戸の町では商家の主人を狙った辻斬りが横行。ある夜、英之介は道端で倒れている商家の主人を見つけるが、走り去る武士を捕り逃してしまう。後日、主人が襲われた商家から奉公人らが忽然と姿を消したとの噂を聞いた英之介は探索を始める。しかし、裏には思いもよらぬ人物の暗躍が…。おんな与力が華麗に悪を斬る書き下ろし痛快シリーズ、最終巻!

著者等紹介

鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒。2014年『私が愛したサムライの娘』で、北方謙三氏、今野敏氏、角川春樹氏の全選考委員満場一致により第六回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。同作で15年に第三回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

56
商家の主人を狙った辻斬りが横行。新米与力の花房英之介は探索を始めるが…。物語が始まって早めに事件が起こって、どんどん展開するので、一気に読めた。英之介が変化し身分を隠して事件を追う趣向は、今回も健在。変化しなければならない理由が、ストーリーに上手く溶け込んでいて自然。事件の真相に捻りが効いていて、興味深い。終盤は女武芸者に扮して、強敵との死闘。といった流れでシリーズの定番を押さえたサービス展開。納得の内容ではあったが、なんと今回で最終巻。お気に入りのシリーズだったので、もうちょい長くやってほしかったなあ。2022/04/19

山猫

11
なんと最終巻とは。鳴神さんは思いっきりがいい。シリーズ最強の敵登場でどうなることかと思ったが、思わぬ助っ人登場に胸を撫で下ろす。食えない女・浮雲からは解放されたものの、雄之進に惚れられ、美緒を押し付けられかけ、英之介も前途多難である。雪月花の三位一体が明かされたら、江戸は大騒ぎとなるだろう。江戸で小僧や小女に「どん」付けはしてないと思う。p204華やかなの花の香り→華やかな花の香り、か?2022/07/24

高橋 (犬塚)裕道

6
星1.5。段々詰まらなくなる様に思う。ともあれこれで完結。この作家はもう読まない様な気がする。2024/09/27

りっちー

3
いつもながら読みやすい文体と、深い江戸時代のうんちく。ラノベ版剣客商売みたいな感じだけれど、面白く読めました。 2024/08/09

ICHI (atomic)

2
最終巻の表紙!もしやと思いながら読むが、そんな展開ではなかったか。むしろ気持ちに気付いたが…という難しい立場は変わらずか。そしてここにき茶ら平の正体。その理由か…浮雲にはビックリした。美緒の貰い手はどうなるのだろうね。2024/04/06

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