出版社内容情報
江戸を襲った勅額火事から一年、町の復興は着々と進んでいた。懸命に再建に励む江戸の民をたくましく思う左近だが、一年前の大火の混乱に紛れて武家の娘たちが攫われたとの不穏な噂を耳にする。近侍四人衆の一人、三宅兵伍の友人の妹も、大火を機に行方知れずとなっていることを知った左近は、兵伍たち近侍四人衆に探索を命じるのだが――。葵一刀流が悪を斬る! 大人気時代シリーズ、注目の第九弾!!
内容説明
江戸を襲った勅額火事から一年、町の復興は着々と進んでいた。懸命に再建に励む江戸の民をたくましく思う左近だが、一年前の大火の混乱に紛れて武家の娘たちが攫われたとの不穏な噂を耳にする。近侍四人衆の一人、三宅兵伍の友人の妹も、大火を機に行方知れずとなっていることを知った左近は、兵伍たち近侍四人衆に探索を命じるのだが―。葵一刀流が悪を斬る!大人気時代シリーズ、注目の第九弾!!
著者等紹介
佐々木裕一[ササキユウイチ]
1967年広島県生まれ。『ネオ・ワールドウォー』(経済界)を2003年に発表し、以降、架空戦記を中心とした執筆活動に入る。2010年より活躍の舞台を時代小説に移行し、人気シリーズを数多く発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
72
最後まで純潔を守り通した娘が…。この物語は、甲府藩主・徳川綱豊が、5代将軍・徳川綱吉の養嗣子となり江戸城西の丸に入る、あとの6代将軍・徳川家宣(いえのぶ)の若き日の逸話(フィクション)です。浪人新見左近を名乗り、秘剣葵一刀流でさまざまな悪党を成敗します。「一目惚れ」紙問屋天新堂の寛一が、新見左近の想い人である三島屋のお琴に一目惚れしたことで大騒動がおこります。左近を九州日向三万石の那珂藩に召し抱えてもらい、左近を日向へ追いやってから、寛一はお琴を嫁にと考えます。🌿続く→2022/07/08