双葉文庫<br> 贋の小判に流れ星―大富豪同心

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双葉文庫
贋の小判に流れ星―大富豪同心

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  • サイズ 文庫判/ページ数 313p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575670134
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

江戸に大量の贋小判が出回っていた。このままでは身上をつぶすと弱り果てた大店の主たちの前に現れたのは、千里眼を持つ?龍という胡乱な人物。だが、大坂の米相場を公儀よりも早くに知ることができるその能力によって助かったと一堂は大喜び。不穏な動きの裏で上様の愛妾、富士島ノ局とその父・住吉屋藤右衛門の恐るべき策謀が進む! まだまだ若君の身代わりを務めている八巻卯之吉は贋小判の見分け方を編み出すなど活躍していたが、今度は若君と間違われて攫われてしまった!! 笑えて感動して、の超級時代エンターテインメント!

内容説明

江戸の町に大量の贋小判が出回っていた。弱り果てた大店の主たちは千里眼を持つという呑龍を頼る。小判の値が下がれば米価が上がる。呑龍は遠く大坂の米相場を見通し、投機に賭けた一堂は一転、大儲けで大喜び。だが、その裏には江戸一の豪商・三国屋を追い落とし、幕府の実権をも手に入れようとする住吉屋父娘の大それた野望があった―騒擾の渦中にあっても、卯之吉はいつもと同じ。頼もしき知識、財力、胆力(?)によって巨悪の息の根を止める!

著者等紹介

幡大介[バンダイスケ]
1968年、栃木県生まれ。武蔵野美術大学造形学部卒業。テレビ局嘱託職員、CM制作会社に勤務。95年、文筆業に転じフリーライターとして活躍。2008年「天下御免の信十郎」シリーズ(二見時代小説文庫)で時代小説作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

60
娘である大奥中臈、富士島ノ局を使った企てを進める住吉屋藤右衛門は贋小判を流通させた悪事の仕上げに米商いに介入する。卯之吉の酔狂から贋小判の出所を甲斐国と知った出雲守は三国屋に密偵を出させる。同心に励む若君と影武者ながら蘭学に遊興と休む間もない卯之吉だが、ある日芝居見物の若君が富士島ノ局の目に留まり遊び帰りの卯之吉が悪党どもに拐われてしまい…助けだされた安堵もつかの間、今度は若君の許嫁の姫と警護する美鈴が拐われたことを知る!悪事が露見して自暴自棄になる悪党どもから無事に二人を救い出すことができるのか!?2023/02/15

yamatoshiuruhashi

52
シリーズ25巻め。病院の待合室と食後の読書タイムで読了。書く方は大変なんだろうが、この手の柔らかい時代小説は読む方にとってはあっという間である。それにしても前巻で贋小判が出てきて、大奥のお偉い女中とその実父が絡んだ悪巧みは長くなるかと思ったら今回で一挙解決。南町の猟犬・村田も卯之吉も大活躍である。シリーズが長く続くと登場人物も少しずつ変化してくる。卯之吉も蘭方医学に化学ととことん興味を突き詰めていくところが実際に役立ち、問題解決の「原動力」となってしまっている。その活躍はとうとう将軍様にまで届いた。2023/09/28

はにこ

41
長く続いた陰謀はここで一段落。他の方の感想をみて納得、菊野のイメージが変わったのはドラマのせいだったか。美鈴に全く興味が無さそうだった卯之吉が最後に良いところみせてくれたのは良かった。これで終わりなのかな?何だかんだ言ってもこのユルいシリーズが好きだからまた読みたいな。2022/01/23

ルチル

23
贋小判事件、ようやく解決。卯之さんの出番はやや少なかったが、今回は菊乃姐さんが活躍。堂島米会所も出てきて、米や小判の流通など当時の経済の勉強にもなった。空売りもあったなんて😅 展開が早くてちょっと舌足らずな感じもしたが、めでたしめでたし。そして荒海の親分はこれからも、ずーっと勘違いして卯之さんを崇め奉ってもらいたい。一番好きな登場人物です。なんたって若君野郎と卯之さんを見分けるんだからなあ。次巻も読みます。★3つ2023/07/11

わさび

12
昏き道行きもなんのその、流れ星は本物。彦星は卯之吉、織姫は美鈴さん。良かったね美鈴さん!!  気になるのは、由利之丞と富士島って、「昏き道行き」の漆事件で顔合わせてるはず…由利之丞はそのとき八巻卯之吉を名乗っているから、若君を八巻、と言うのも不自然なような?そこだけめっちゃ気になった。2021/07/31

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