出版社内容情報
富士山の噴火によって江戸市中が混乱する中、江戸湾の入り口に三艘の船が碇を下ろし、湊に入ろうとする船を攻撃した。海上を封鎖しようとする一党の真の目的は何なのか!? 秀士館の師範代、湯瀬直之進と倉田佐之助がその真相に迫る! 人気書き下ろしシリーズ第四十六弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
92
口入屋用心棒46作目 2020.04発行。字の大きさは…中。 剣術や学問などを教える秀士館を中心に江戸の町でおきる事件を、師範代・湯瀬直之進、同僚の倉田佐之助、南町奉行所の与力・荒俣土岐之助の妻であり師範代の菫子、定廻り同心の樺山冨士太郎たちと解決して行く物語です。 此度は、富士山が噴火して、世情不安のおりに老中首座・本多因幡守へ40年前の恨みを晴らすため徒党を組み五十部屋(いそべや)唐兵衛が江戸の湊を封鎖する。この事件は、物語は長いが、解決は、湯瀬と倉田の働きによりあっけなく解決します。→ 2020/06/30
とし
86
口入屋用心棒「江戸湊の軛」46巻。富士山噴火に乗じて五十部屋唐兵衛、40年前の現老中首座本田因幡守に受けた恨みを晴らす面白くスッキリですが、読み終えて主人公湯瀬直之進と倉田佐之助二人の大活躍は何処?何故か主人公の陰が薄かった。 2020/06/08
雅
42
湊を封鎖して蔵を爆破。大掛かりな展開なんだけどビックリする位アッサリ解決。直之進達の活躍が全然無い。??な回だった2020/11/06
ぶんぶん
20
【図書館】シリーズ、第四十六弾! 今回は幕府転覆を狙う軍団と悪徳老中首座の戦い。 直之進らレギュラーは活躍せず、静かな戦いになる。 といっても、御蔵爆発や船の大砲撃破は有るが、全ては計略のひとつ。 これって、「口入屋用心棒」のストーリーなの? 何か無理やり登場人物を当てはめている感じ、仕方なく井戸に毒入りなんて事件もでっち上げている。 そろそろ、ネタ切れか・・・2023/10/12
ひ ろ
15
★★★☆☆2022/08/19
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- 洋書
- Remembranza