双葉文庫<br> 慶事の魔―おれは一万石

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双葉文庫
慶事の魔―おれは一万石

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575669909
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

正紀は子を授かり、山野辺は婚姻が決まった。おめでた続きの正紀たちだったが、好事魔多し。互いに受け取った祝の品は、高岡藩に仕掛けられた罠だった! 陰で糸を引くのは復讐を誓う石川総恒と悪漢商人ども。この窮地を正紀はいかにして切り抜けるのか!? 好評シリーズ第12弾!

内容説明

正紀と京のあいだに子が生まれ、正紀の親友、山野辺には許嫁ができた。おめでたつづきの高岡藩だったが、続々と届く祝いの品の中に、とんでもない罠が隠されていた。高岡藩に恨みを抱く石川総恒と悪徳商人が捨て身で仕掛けた最後の大勝負だった。窮地に陥った高岡藩を救うため、正紀は江戸の町を奔る!好評シリーズ第十二弾!

著者等紹介

千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大學文学部文学科卒。出版社勤務を経て、90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤沢周平」と称賛される。時代物シリーズを始めとする著書多数。「おれは一万石」シリーズと「長谷川平蔵人足寄場」シリーズ(小学館)で、第7回歴史時代作家クラブ賞「シリーズ賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

85
おれは一万石12作目 2020.03発行 字の大きさは…小 美濃今尾藩竹腰家の次男の正紀は、天明6年(1786年)下総高岡藩井上家1万石に婿入りし妻・京と一緒に世子として、藩主・井上正国と共に苦しい藩財政をやり繰りしていく物語です。 此度は、前作の「繰綿の幻」で繰綿の売買で不正を行い、罪を受けた蓬莱屋、郷倉屋の兄弟と大身旗本・石川総恒が組んで、仕返しに幕府に納めるべき極上の菜種油を使って高岡藩井上家の世子・正紀と北町奉行所与力・山野辺内蔵助を罠にはめようとしました。→2020/06/13

はにこ

21
姫が誕生した高岡藩と結婚が決まった山野辺。めでたいことばかりと思っていたらその隙をつかれて大ピンチ!ピンチに陥れたのはまさかのあの人達。人の恨みは怖いねぇ。大活躍だった房太郎にも慶事が訪れると良いね。京のやきもちが可愛らしかった。2020/12/14

hiyu

8
京との間に子が生まれた正紀。同時に生まれるや否や政略結婚の話が出るところ、複雑な心情になってしまう。まさにタイトル通りの中、山野辺の許嫁である綾芽の聡明さ、そして甲や弓の力強さも得て難局を乗り切る。終わりにスッキリしないところがないわけではないが。2020/04/24

高橋 (犬塚)裕道

7
星3.5。面白かった。ある意味ワンパターンだがよくこれだけ次々と思いつくなあ。大したもんだ!2023/12/11

qoop

7
シリーズ12巻。前巻もそうだが主人公たちの行動範囲を広げない作劇は成功だと思う。領地と江戸とを往復してそれぞれの物語を進めていく展開と比べれば確かに地味だが、派手さを狙うと地道にコツコツ積み上げていくことで先が見えてくる本作の旨みが損なわれてしまうだろう。むしろ、こういうのが読みたかったの感強し。地道な探索によって運を引き寄せ活路を見出す展開も、活劇的ではないが良い。2020/11/18

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