双葉文庫<br> 凶嵐―おいらん若君 徳川竜之進

電子版価格
¥539
  • 電書あり

双葉文庫
凶嵐―おいらん若君 徳川竜之進

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575669503
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

絶世の花魁、篝火が吉原に君臨するようになって早や1年余。今宵も引手茶屋に呼び出された篝火は、相手が坊ちゃん医者と見るや、無残に振ってみせる。それもそのはず、この美しき傾城の正体は、幼少より廓に匿われし尾張家の御落胤、徳川竜之進! 日頃の憂さを晴らすべく極秘の隧道から町に繰り出した竜之進は、瓦版屋の楓が書いた”美女の生き肝を食らう鬼女”の記事を見せられるも一笑に付す。だが、裏には巨悪に繋がる恐ろしい陰謀が隠されていた!

内容説明

七夕飾りに華やぐ吉原で織姫よりも輝く花魁篝火。美貌も気位も当代一、決して客と同衾せぬ傾城は今宵の彦星も袖にした。それもそのはず、篝火の正体は廓に匿われし尾張の御落胤、徳川竜之進!憂さ晴らしに隠し隧道から町に出た竜之進は読売屋の楓に聞いた「娘の生き肝を食らう河童」の成敗を決意し、黒幕を追う。だがそれは人生最大の修羅場の始まりに過ぎなかった―。“見返り柳剣”が斬るのは悪か、過酷な運命か。風雲急のシリーズ第四弾。

著者等紹介

鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒。2014年『私が愛したサムライの娘』で、第六回角川春樹小説賞を受賞しデビュー。同作で15年に第三回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書好き・本屋好き堂

3
シリーズ第4弾。 またしても読売屋の楓が書いた2度目の読売「娘の生き肝を食らう河童」が出たという! 犠牲者が3人も!竜之進はそんな悪党を成敗するために、黒幕を追う。 いよいよクライマックスに近づいてきて、竜之進の運命は?! 何とも気になる展開で、最終巻に続く。。このまま勿論最終巻へ😆2022/05/31

匂當内侍

1
徳川竜之進第4巻完読2021/04/13

ままごん

1
いつの間にか4が出ていて、次で完結とある!竜之進は相変わらずだけど、さすがに完結へ向けていろいろと展開があって面白かった。ついにラスボス登場?というところで「最終巻に続く」ってなってる!早く次も読まなきゃ。2019/11/24

さわ

0
おいらん若君 第4弾。おいらん篝火と武士の姿、両方に会ってる人物が増えて、もうヤバイ。2019/06/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13761531
  • ご注意事項