出版社内容情報
いまだ弟子不在とはいえ、無事再開した間野道場に他流試合を求める二人の浪人が現れた。「古流ゆえ他流試合は受け付けていない」と丁重に断りを入れる生馬に強引に立ち合いを求めた二人だったが、生馬にあっさりと叩き出されてしまう。一方、玄武館では、師範代の千葉栄次郎との対戦を熱望する二刀流の廻国修行者が現れ――。痛快人情活劇シリーズ第四弾!!
内容説明
いまだ弟子不在とはいえ、無事再開した間野道場に、他流試合を望む二人の浪人者が現れた。丁重に断りを入れる生馬に強引に立ち合いを求めた二人だったが、傍若無人な振る舞いに怒った生馬に、あっさり叩き出されてしまう。一方、玄武館では、江都に名高い師範代の千葉栄次郎との対戦を熱望する二刀流の廻国修行者が現れ―。心優しき巨躯の剣士「迷い熊」が悪を討つ!痛快人情活劇シリーズ第四弾!!
著者等紹介
芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。2011年「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やま
101
長屋道場騒動記4作目 2019.06発行。字の大きさは…中。 後始末、道場破り、剛者流剣術、無人党、水戸街道の5編。 十年の廻国修業から帰って来た信抜流の達人・間野生馬の剣が、悪を断つ。 江戸の三大道場のひとつに数えられる北辰一刀流千葉周作の玄武館で共に汗を流す、周作の次男で師範代・千葉栄次郎と間野生馬は、何らかの謀に係わり、生馬の「信抜流指南」を掲げる道場で20人もの浪人に襲われるが・・・。→2020/10/20
とし
69
長屋道場騒動記(迷い熊猛る)4巻。まだ弟子の居ない間野道場へ、他流試合を強引に望み傍若無人な浪人者をたたき出し、出稽古先の北辰一刀流玄武館でも、二刀流の廻国修行者が現れ謀が行われるが、迷い熊が猛りましたね痛快でした。2022/03/17
ニッキー
2
今回は、前作を引きずり、尚且つ因縁はもっと深いところにあるように匂わせている。期待できる。2019/07/11
kmzwrs5781
1
まだ弟子のいない間野道場に無礼な道場破り。玄武館の千葉栄次郎にも不穏な影が。心優しい生馬のひけらかすことのない強さとまっすぐな剣が汚されることなく進んでいきますように2024/11/22
満月
1
★★☆(2023)2023/12/23