双葉文庫<br> 暁に奔る―御庭番闇日記

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双葉文庫
暁に奔る―御庭番闇日記

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575669190
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

若い頃に御庭番を務め、その後、箱館奉行、外国奉行、神奈川奉行を歴任、さらには万延元年に幕府の「遣米使節」の一員として小栗上野介らと共にアメリカに渡るなど、幕末を代表する旗本&外交官であった村垣範正。その範正の若き日の御庭番時代の活躍を描く、著者渾身の時代小説新シリーズ第一弾!

誉田龍一[ホンダ リュウイチ]
著・文・その他

内容説明

八代将軍吉宗に供奉して紀州から江戸城に入って以来、代々御庭番を務める村垣家。その家督を継いだ十九歳の範正は、拝命早々に将軍家斉の御前に呼び出される。直々に命じられたのは、売り惜しみをする商人と結託し米相場を乱す幕府内の不届き者を炙りだすこと。鋳掛け屋に身をやつし、江戸市中に潜った範正は、市井の人々と触れあいながらも悪を追い詰めていく―。後に奉行を歴任し、万延元年には幕府の遣米使節として海を渡った幕末を代表する能吏、村垣範正の若き日の活躍を描く、時代小説シリーズ第一弾!

著者等紹介

誉田龍一[ホンダリュウイチ]
1963年、大阪府生まれ。2006年に、自身初の時代物ミステリー「消えずの行灯」で第28回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とし

69
御庭番闇日記「暁に奔る」1巻。代々御庭番を務める村垣家。家督を継いだ範正、将軍家斉直々に、商人と結託し米相場を乱す幕府役人の不正をただすべく特命を、鋳掛け屋に身をやつし真相を暴く。痛快面白く読みやすいですね。2019/11/20

サケ太

15
読みやすく、刺激的な物語。史実の人物、村垣範正の若かりし御庭番時代が描かれる。当時の江戸時代で怒る様々な事件。将軍の直属として、事件に関係する箇所に“潜る”。ゲスト的に登場する同時代に生きる重要人物たち。事件の中で強かに動く彼ら。章の最後にその正体やその後が明かされるのも面白い。2018/11/21

山内正

3
村垣範正 お庭番所勤めの市中見廻りの為鋳掛屋をしているが 上司から登城し水野老中の談事部屋へ赴く様にとの事で伺うとワシは知らぬ御休息の間へ行く様にと まさかと問い直すとそのまさかだと 司向すると将軍家斉が待っていた。 余の直属として米の飢饉に値を上げてる商人と何故か情報を流す者が いるから探り出し切り捨てよと! 何度か町奉行所、勘定奉行、目付等 に命じたが売り逃げされたと! 米問屋からやがて勘定奉行が絡んでたと知る。範正は躊躇なく切り捨てた。 2018/11/28

空飛び猫

2
御庭番が受けた密命 政を蝕むものたち2020/01/21

Abercrombie

1
× 主人公は幕末に能吏として活躍した実在の人物なのに、将軍直々の命で悪を斬る! 大昔の勧善懲悪時代劇にもありえないような恥ずかしい設定に、毎回入れ替わり立ち替わり歴史上の有名人が登場しては、主人公を助けてくれるご都合主義もいいとこなストーリー。なんとも残念な作品だ。2019/08/02

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