出版社内容情報
時は元禄四年、親の代から浪々の身である鮎貝伝八郎は、竪川沿いの長屋に住む貧乏暮らし。そんな伝八郎の長屋に、突然初老の武家が訪ねてくる。尾張藩の家老稲葉主膳と名乗ったその男は、伝八郎を尾張藩で召抱えると言う。父左近の悲願であった仕官話に伝八郎は飛びつくが、そこには意外な落とし穴が……。渾身の書き下ろし時代小説の新シリーズ第一弾。
長辻 象平[ナガツジ ショウヘイ]
著・文・その他
内容説明
時は元禄四年、親の代から浪々の身の鮎貝伝八郎は、本所竪川沿いの長屋に住む貧乏暮らし。そんな伝八郎のもとに、突然初老の武家が訪ねてくる。尾張藩の家老稲葉主膳と名乗ったその男は、伝八郎を奉行職で召し抱えると言う。思いもかけない仕官話に伝八郎は甘い考えで飛びつくが、そこには予期せぬ落とし穴が…。食えない家老の無理難題に翻弄されながらも、主家を取り巻く陰謀に立ち向かう伝八郎の剣が爽快に舞う!渾身の書き下ろし時代小説の新シリーズ第一弾。
著者等紹介
長辻象平[ナガツジショウヘイ]
1948年鹿児島県出身。京都大学農学部卒業。魚類生態学が専門の科学ジャーナリスト。釣魚史研究家でもある。小説は2003年に『忠臣蔵釣客伝』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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