出版社内容情報
鈴木英治[スズキ エイジ]
著・文・その他
内容説明
読売屋の新しい主人、庄之助に、なぜか武士のような威厳がある。しかも日に焼けた逞しい体つきからして、かなりの遣い手のようだ―乾物屋への強請をとっちめた琢ノ介が、直後に襲われた。悪評芬々の読売屋「かわせみ屋」の仕業と見られたが、養子に入った庄之助が跡を継いだ昨今は、奉公人を厳しく取り仕切り、行状は改まっているはずだ。定廻り同心の樺山富士太郎と湯瀬直之進らが琢ノ介襲撃の下手人を追うなか、独自に探索を始めた旧知の岡っ引の姿が消えた。大人気の書き下ろしシリーズ第四十巻。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。99年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
82
口入屋用心棒「赤銅色の士」40巻。口入屋用心棒の主役直之進の出番なし、ちょっと寂しい巻になりましたね時間に期待をします。2018/07/12
優希
36
庄之助に武士のような威厳を感じました。2022/08/07
ぶんぶん
18
【図書館】シリーズ、第四十巻! 読売屋の庄之助には、武士の威厳がある、しかも赤銅色の肌が何とも棲さまじい。 読売屋「かわせみ屋」には、いろいろと噂がある。 かわせみ屋絡みで強請を懲らしめた琢ノ介が暴漢に襲われた、裏に何かありそうな店を捜索する富士太郎と珠吉。 謎は佐賀大左衛門を巻き込んで、ますます深まって行く。 しかも、馴染みの岡っ引きが死に、庄之助の義父までが不審死、ますます怪しい。 それに、手合わせを直之進に挑んだ庄之助は尋常な腕では無かった。 謎を呼び、次巻へ。2023/09/25
雅
12
他人への思いやりでホンワカして、強敵登場でワクワク。この先、どうなるのかな⁉️2018/10/13
蕭白
10
新しい敵はかなりお強いようです。どんどん敵が強くなっていきますね。どこかの少年漫画みたい・・・2020/11/23
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