出版社内容情報
小沢章友［オザワ アキトモ］
著・文・その他
内容説明
貧乏御家人の次男、衣笠半次郎は「厄介」といわれる冷や飯食いの身。家督を継ぐこともできず、いろいろな奉公に出るが、直情径行な性格が災いし、すぐに職をしくじっては口入屋に泣きつくことを繰り返していた。そんな半次郎に口入屋はかわら版の文章書きの仕事を斡旋したのだが…。
著者等紹介
小沢章友［オザワアキトモ］
１９４９年佐賀市生まれ。コピーライターを経て作家に。１９９３年『遊民爺さん』で開高健賞奨励賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アリ子
6
永代橋崩落の話を含めて、一話一話なかなか楽しかった。写楽も仲間の一人で北斎が出てきたりもした。シリーズ化されても良さそうなのに、あまりみんなに読まれてなさそうで残念。2020/02/03
