出版社内容情報
鈴木英治[スズキ エイジ]
著・文・その他
内容説明
寛永寺御上覧試合に東海代表として出場が決まったものの、未だ負傷した右腕が癒えない湯瀬直之進は、稽古もままならず、もどかしい日々を送っていた。続々と各地の代表が決まる中、信州松本で行われた信越予選では、老中首座内藤紀伊守の家臣室谷半兵衛が勝ち名乗りを上げる。だが、江戸では内藤家に仕える中間の首なし死体が発見され、内藤紀伊守の行列を襲う一団が現れた。不穏な気配が漂う中、遂に御上覧試合当日を迎える!人気書き下ろしシリーズ第三十七弾。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年、『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
92
口入屋用心棒「御上覧の誉」37巻。直之進さん、えらい出世してしまいましたね、左之助さん富士太郎さんも皆幸せになり本来の用心棒家業から遠ざかりつつあるのかな、富士太郎さんと琢ノ介さん何故か中途半端なでかたで終わったようようですが次巻は4人の活躍を期待しましよう。 2017/10/03
ぶんぶん
20
【図書館】シリーズ、第三十七弾! 上覧試合の模様を決勝戦まで描く。 それは良いのだが、話の都合で出した首なし死体の謎や栄之助の行方が分からない。 それに、富士太郎と琢ノ介のくだりと珠吉のやり取り、こんなくだらない繰り返しで頁を使って欲しくない。 書下ろしという事で頁稼ぎをしているとしか思えない。 珠吉の後継者のシーンは何回もある、無駄だ。 行方不明の雄哲の謎を残し、次巻へ。2023/09/22
わたしは元気
5
わぁ、こんな結末なのですね。 次、読みます。2023/03/30
ひさか
4
2017年6月双葉文庫刊。書下ろし。シリーズ37作目。どうでもよい話が、半分以上続き、これで終わると怒るぞーと思っていたら、あっさり最終試合が、描かれて、うーん、やっぱり面白かった。2017/08/30
蕭白
3
やや惰性になりましたが、読み続けようと思います。2018/02/26