双葉文庫<br> 落雲雀―帳尻屋仕置〈4〉

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双葉文庫
落雲雀―帳尻屋仕置〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575668001
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



坂岡 真[サカオカ シン]
著・文・その他

内容説明

雲州から江戸に出てきて二年、蛙屋忠兵衛率いる帳尻屋の仲間として数々の修羅場を潜ってきた琴引又四郎に、松江藩剣術指南役就任のはなしが持ちあがる。分不相応だとしていったんは固辞した又四郎だったが、度重なる誘いを受け、決断を迫られる。だが当の松江藩内では、古鉄の再製に絡み、不穏な影が蠢いていた―。蔓延る悪に引導を渡す、闇の男たちの活躍を描く、大人気シリーズ、注目の第四弾!!

著者等紹介

坂岡真[サカオカシン]
1961年新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、11年の会社勤めを経て文筆の世界へ。四季折々の江戸の情緒と人情の機微を、繊細な筆致で綴る時代小説には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とし

102
帳尻屋仕置「落雲雀」4巻。え~帳尻屋の又四郎さん志津と祝言をあげ松江藩の国許へ帰ってしまうですね目出度いことだから諦めましょう、きっと新しい仲間が加わってくれる事を願って次巻にきたいです。2017/01/11

いつでも母さん

79
シリーズ4弾!お上の密偵になったつもりはないが、世の中、腹が立ってしょうがない。この世は理不尽なことばかりだー嗚呼、忠兵衛よ、ン百年後の今もそうなんだよー今回、又四郎が遂に志津と祝言を挙げるのかぁ。そして松江藩の国許へかぁ・・嬉しいんだけれども、ちと寂しくはある。帳尻屋に新たな仲間が誕生するのか?楽しみに次回を待つとしようか。2016/11/30

ベルるるる

21
八品商の元締めという何か得体の知れない怖ろしい存在が登場。そんな中、抜かずの又四郎が志津と結婚して旅立つことに。若い又四郎の前途に幸あれと願い送り出す忠兵衛たち帳尻屋の仲間。2019/05/03

ツキノ

14
「地蔵斬り」忠兵衛とおぶんの子は重太郎と名付けられる。だぼ鯊から七日のあいだに五人斬られた辻斬りの下手人を探せという指令。八品商の元締めは?「晴れ姿」貸本『太平義臣伝』にはさまれていた一枚の文。罪人の父が七つの愛娘に託そうとしていたもの。お上の密偵(いろ)ではなくただのおせっかい焼きとして探る。娘が父に見せた晴れ姿。「よ組の頭」琴引又四郎に松江藩から剣術指南役のはなし。躊躇していた又四郎も決心をする。又四郎「抜かねば後悔することでしょう」。「やっぱり、おめえさんは帳尻屋だ」と忠兵衛。2016年11月発行2025/04/14

一五

3
策略有り、剣檄有り😉2018/12/29

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