出版社内容情報
鈴木 英治[スズキ エイジ]
著・文・その他
内容説明
江都一の粋人・佐賀大左衛門の構想によって創設された文武両道の学校“秀士館”。その剣術指南役に就いた湯瀬直之進は、幻の名刀“三人田”の持ち主鎌幸が姿を消したと知り、その行方を追いはじめる。そんな中、南町奉行所の定廻り同心坂巻十蔵の死体が発見された。早々に下手人を捕らえた樺山富士太郎だったが、さらなる殺しの一報がもたらされ…。人気書き下ろしシリーズ第三十三弾。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年『駿府に吹く風』(刊行に際して『義元謀殺』に改題)で第一回角川春樹小説賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
95
口入屋用心棒「傀儡子の糸」33巻。34巻を先に読み了したのでなんともです。2016/08/07
ぶんぶん
23
【図書館】シリーズ、第三十三弾! 突然、鎌幸の行方が分からなくなった、と同時に南町奉行所内で立て続けに殺人が起こる。 懸命に捜索に掛かる富士太郎の身にも危難が降りかかる、鎌幸の行方を追う直之進にも刺客が襲い掛かる。 何かこの巻は異常に満ち溢れている、鈴木氏が軌道修正をしたのか、撫養知之丞の狙いは何か・・・五里霧中の儘、以下次号へ。 琢之介の容態が気にかかる。2023/09/15
あかんべ
6
忍びがでてくると、なんでもありの世界になって筋が安易に流れやすい。後半が心配。2016/04/20
蕭白
4
この1冊では物語は終わりませんでした。次巻を楽しみにしたいです。2016/09/01
ひさか
3
2016年2月刊。文庫書下ろし。二振りの三人田をめぐる事件と同心殺人事件のお話。どちらも、解決は無く、次巻持越しか。三人田の話は、纏まりが悪く、進みも遅い。次巻を楽しみにしよう。2016/04/13