出版社内容情報
鳥羽 亮[トバ リョウ]
著・文・その他
内容説明
武士に襲われている母子を助けた源九郎。後日、その礼を言いにはぐれ長屋を訪れた男、青山弥太郎を見て、源九郎は驚く。彼は鏡新明智流「士学館」で源九郎と剣の腕を競い合った同門だったのだ。青山たっての頼みで、その訳ありの母子をしばらく長屋で匿うことになったが、さらなる魔の手が伸びてくる。大好評シリーズ第三十五弾!
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年、埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。1990年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。剣豪・人情時代小説で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
120
はぐれ長屋の用心棒「老剣客躍る」35巻。はぐれ長屋の華町源九郎とお馴染み紋太夫に茂次、孫六、三太夫、平太それぞれの役割分担が決まっていて、安心して楽しめるシリーズですね、紋太夫にいい話を期待していますが。2016/06/11
toshi
13
前にも似た設定が有った気がするけれど、他のシリーズだったか? シリーズも35巻にもなると予定調和な感じで安心して読める。 未だに基本的な説明がコピペのように入るのはそろそろ良いんじゃないの・・。2017/02/12
rakim
7
長く続いているシリーズですが、たとえばこの35巻だけ読んでも大丈夫。(用心棒のお仲間が増えたいきさつは過去巻ではありますが)。お決まりの勧善懲悪、また将棋?!でめでたしめでたし。2016/02/29
あかんべ
5
命を狙われる、藩主の隠し子。なんてよくあるパターン。浪人から仕官とはあの二人ではありえないだろう。2016/02/26
史
2
古き同士の未来のために、長屋の民は完封する。2022/02/12