双葉文庫
大鯨の怪―新・若さま同心徳川竜之助〈7〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575666731
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

江戸湾にクジラが迷い込んできた。漁師たちが仕留めようとするが、逃げてしまう。数日後、再び現われたクジラを今度こそ捕まえて、魚河岸に引き上げてきた。ところが翌朝、クジラは消えていた。あんな大きなものを、誰がどうやって盗んだのか?真相究明に乗り出した竜之助も途方に暮れるが…。大好評「新・若さま同心」シリーズ第七弾!

著者等紹介

風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業。93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベルるるる

29
前のシリーズは、秘剣を受け継いだ者としての悲しみとか、剣を遣い命のやり取りをする虚しさとかがあって、重苦しい雰囲気もあった。でも、この新シリーズは、見習い同心としての生活がメインなので、ずっと気軽に読める。やよいと結婚したら、子だくさんになるだろうな~なんて、竜之助のかわいい妄想^^2016/08/21

こおり

15
新・若さま同心(7) 今回の悪役はすんごい嫌な男だったね。神経質で狭量で傲慢。鯨のように大らかな若さまの良さが引き立っちゃうわね。それにしても、若さまったらお佐紀ちゃんとあんなこと妄想してたのね。くふふ。やよいとの妄想もウケたけどね、二十三人目の子どもって(笑) 熊の毛皮で思い出したけど、やよいの名前ってそんなんだったよね?2014/07/20

あかんべ

10
こういう大家に生まれついた者に望まれるのは、人をうまく使いこなせる能力。竜之助はどちらかというと、自分で動いちゃうタイプ。なのでちょっと人間の重さが足りないか?2014/08/30

めにい

9
相変わらず、変な事件ばかり扱う竜之助。いろいろと突っ込みどころ満載で、楽しめる。2014/07/15

kazukitti

8
おっと、6巻読んでねぇやw まぁオムニバスなんで問題なく読めました。もう風野節に慣れたんでいつもの調子で読める安心感てのが大きいのかな。捕物とか時代ものではあるけど、どっちかゆーたらキャラ小説なんじゃないかしらって。鯨消失の謎とか幕末の史実の有名人物出したりして、このシリーズには要らなかったかなーという気もする。一応上司は小栗上野介ではあったけどw 本編よりは長くしないだろうから、そろそろ着地点が見えてくるんだろうなという、やよいや美羽姫女性陣の心理が面白い。このシリーズではお佐紀があんまり出ないけど。2015/01/24

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