双葉文庫<br> 熊田十兵衛の仇討ち 本懐編 (新装版)

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双葉文庫
熊田十兵衛の仇討ち 本懐編 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575666328
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

父を闇討ちにした山口小助を追い、仇討ちの旅に出た熊田十兵衛。しかし、何年経っても小助を見つけだすことはできず、ついには眼を病んでしまう。十兵衛が視力を失ったことを知った小助は、逆にある企みを…。表題作『熊田十兵衛の仇討ち』のほか、『鬼火』『首』『寝返り寅松』『舞台うらの男』『仇討ち狂い』の六編の珠玉の短編を収録。

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年、東京生まれ。戦前は徴用工員や海兵団員を経験、戦後は東京都職員となる。その後、長谷川伸に師事したのち、劇作家、舞台脚本家として活躍。1960年に『錯乱』で直木賞を受賞してからは、本格的に小説執筆に専念。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕街人・藤枝梅安』などのシリーズが絶大な人気を博し、1977年には吉川英治文学賞、1988年には菊池寛賞を受賞した。1990年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HIRO1970

18
☆★☆確かに新装版ですね。全て既読のものでしたが短編が6編あります。昭和40年~43年の作品なので時代的にも余りズレが無い為、同じトーンで違和感なく読み進むことが出来ました。2014/02/09

ドナルド@灯れ松明の火

16
人情編に続き本懐編。昭和40年代前半に発表された短編、過酷な忍び物3編と仇討物3編。「舞台うらの男」以外は皆、切ない結末だった。池波さんの基礎を固めた短編集である。お薦め2017/05/31

えみ

14
池波作品の中では、全編かなりあっさりといった感じ。後味悪い話が多いといっても、「江戸の暗黒街」ほどでもない気がする。こちらの短編集も、加筆前か加筆後の作品が。2015/06/29

タツ フカガワ

12
印象に残ったのは表題作と「寝返り寅松」。忠臣蔵好きとしては、元浅野家藩士と大石内蔵助の交流を描いた「舞台うらの男」も面白かった。2019/11/04

パスカル

4
短編ながら、どれも味わい深い。「舞台裏の男」が特に好み。2016/10/28

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