内容説明
悪名轟く盗賊・熊五郎に夫を殺されたお延。ある日、お延は病に苦しむ旅の男を茶店にかくまい、そのまま深い仲になってしまう。ところが、その男の特徴が、逃走中の熊五郎とソックリであることがわかり…。女心の機微を描いた『熊五郎の顔』のほか、『あばた又十郎』『喧嘩あんま』『おしろい猫』『顔』の五編の傑作短編を収録。
著者等紹介
池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年、東京生まれ。戦前は徴用工員や海兵団員を経験、戦後は東京都職員となる。その後、長谷川伸に師事したのち、劇作家、舞台脚本家として活躍。1960年に『錯乱』で直木賞を受賞してからは、本格的に小説執筆に専念。『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』などのシリーズが絶大な人気を博し、1977年には吉川英治文学賞、1988年には菊池寛賞を受賞した。1990年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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