内容説明
朝稽古から帰る途中でいきなり襲ってきた髭面の浪人は、漂泊の旅に出ていた浅井蔵人だった。浅井の剣技にあっさりと敗れてしまった筧忠兵衛は、自らに過酷な稽古を課す。一方、探索を逃れた朝太郎は、検校になりすまして根岸にある天名の鬼六のための隠れ家にいた。再び伸ばされた魔の手は、誰を狙うのか。書き下ろし長編時代小説、熱望の第十弾。
著者等紹介
芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。江戸の世を舞台にした作品を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 破道 - とっぱくれ