内容説明
男気あれど金はなし、剣は強いが美女には弱いお気楽旗本・内藤三左。昼は喧嘩の仲裁で、夜は拝領屋敷を賭場にして小銭を稼ぐ冴えない日々を送っていたが、大川橋で不気味な辻斬りに襲われたのを機に人生が一変。老中・松平定信から意外な任務が下される。期待の新人が書き下ろす痛快デビュー作。
著者等紹介
七海壮太郎［ナナミソウタロウ］
１９６４年千葉県印旛郡酒々井町生まれ。日本大学経済学部卒業後、広告代理店の営業マンを経て執筆活動に入る。『引越し侍内藤三左 門出の凶刃』でデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ごへいもち
8
笑えるところもあったけれど好みからするとちょっとくどいし荒っぽいので続きは読まないと思う2025/02/12
え
7
めちゃんこ強い主人公が、いい奴で読んでいて楽しい！この巻は引越し侍？というより貧乏侍としか…。はらぺこ侍…。食い意地侍…。食いっぱぐれ侍…。次巻「引越し侍」に期待！「親兄弟、妻子がある奴ぁ退いときな。こっから先ぁ 地獄だぜぇ！」ｳﾋｮｰ！2013/06/29
こおり
6
貧乏旗本 内藤家の当主三左衛門は、祖父の次郎右衛門と小者の嘉平と暮らしているが、この強すぎる爺さん二人にまったく頭が上がらない。剣の腕を活かした用心棒での小遣い稼ぎも、たいてい割に合わず懐は寂しいばかり…。だらしなくも見られるけど、正義感があり気も優しい三佐が、老中を助けた一件から新たなお役目を拝命することになった。ふむふむ、ここから引越し侍か。三佐を慕う二人の女性との関係も気になるわ。続きが楽しみ！2013/06/08
ひかつば＠呑ん読会堪能中
6
これは面白い。血筋は良いが無役の貧乏旗本、金は無いが腕は立つ、とよくある設定ながら、悪事に巻き込まれ話が膨らんでいく展開はテンポがよくてあっという間に読み終えた。こりゃ読むマンガだな。「引越し侍」てサブタイトルに引っかかったが、次がどうなるのか楽しみ。2013/05/22
はじこう
1
テンポよく、随所にユーモア・人情味の滲み溢れる、逸品。 著者来歴を見ると、なんと！、昨年デビューの新人... とはいえ同年代で、お住まいも遠からず、 さらには趣味で私の仕事場近くによくおいでとか!? 個人的な共感もあり、今後楽しみなシリーズ・作家が登場し 本当に嬉しい！ 広告界の経歴からか”読ませる”よりは、キャスティングまでも 画が浮かぶ、是非映像化してもらいたい！2013/09/27
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