出版社内容情報
三樹之助、志保は、辻斬りの現場に居合わせた。それは、どうやら単なる物盗りではなく、材木問屋主人を狙っての犯行のようだった。調べを始めた源兵衛、三樹之助は、ある旗本の次男坊へと行きつく。同じ境遇の三樹之助は複雑な思いを抱きながら、さらに探索をするのだった……。
内容説明
辻斬りを追う三樹之助と源兵衛。探索で浮かびあがった祈祷師の正体は!?書き下ろし長編時代小説。
著者等紹介
千野隆司[チノタカシ]
1951年東京生まれ。國學院大學文学部文学科卒。出版社勤務を経て、90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞し、選考委員から「第二の藤原周平」と称賛される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sai
2
シリーズ再読終了! 3年前、作者ブログにファンが続編について質問してたが、シリーズ完結という解答に当時はがっかりした。再読してみて、三樹之助と志保の結婚や湯屋の人々との関係もだが、因縁の小笠原正親との決末が気になってしょうがない… 無理やり打ち切りになったのかなぁ~2015/08/25
めにい
2
どういうわけか4巻を借りられず、こちらを先に読むことに。真実を知った志保はどう出るのかと思ったら、え~そんなアピールをしちゃうの?て感じ。これは二人であの嫌な男をやっつけてめでたしめでたしという最終回になるのだろうなと・・・2014/09/23
ナツメッグ☆
2
素敵なラブシーンが、いくつかあります。いいなぁー。さて三樹之助は、志保の琴をきき茶を点ててもらった後、どうするのかな(^v^)。2012/01/08
M2
1
おお、志保さまとの距離がぐっと近づきましたね。お半さんの風邪グッジョブです(笑)。それにしても作者さんこの場面で終わりますか。なんという焦らしプレイ。次巻は?次巻はいつ?2012/01/14
ぺしみち
0
志保がもう少し素直でかわいいといいのにな。2016/07/23